男の晩御飯 | ブラジリィー・アン・山田の活動日記『もう少しだけマシな理由』

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脚本家、演出家であるブラジリィー・アン・山田の活動日記です。主に、カレーや映画や変なグルメや宣伝のことを書いております。

今回、みなさまにご紹介したいお店は、

 

 

「男の晩御飯」

 

 

 

突撃はしません。

そういう店名なんです。

 

 

 

 

その日の私は、昼抜きで演技レッスンのお仕事していたので、

安くてうまい夕飯を求めて、吉祥寺の街をさまよっていた。

 

井の頭口から三鷹方面に歩いて、ガード下をくぐると、

見つけてしまいました。

 

 

「男の晩御飯」吉祥寺店

 

 

 

店名だけで十分そそるが、アラフォーの俺に、

こんな”デカ盛り偏差値高め”な店の飯が食い切れるのだろうか?

 

おそるおそる自販機の前に立つと、

メニューだけで、40種類ぐらいある(マジで!)。



 

迷うわ!

 

 

 

迷った時の私的”負けない法則”は、一番安いメニューだ。

だって、失敗したと思っても、一番安いメニューなら、

 

 

しゃあねーか!

 

って思えるじゃん?

 

 


というわけで、お店の最安メニュー「チキンカツカレー」を注文すると、

 

カウンター席から見えたキッチンの風景に驚愕する。

 

 

フライヤーに、バカでかいチキンカツが2枚揚げられている。

 

 

 

 

いやいや、俺のは1枚だよな?

 

と思って店内を見回すと、料理待ちは俺一人。

 

 

アラフォー男子が何も知らずに店に入ってきたので、

二度とこの店に立ち入らぬよう、懲らしめてやろうというつもりなのか?

ここぞとばかりに被害妄想が炸裂します。

 

 

お、俺はふつーのチキンカツカレーが食べたいんだよ!

 

 

 

で、出てきたのがこれ。

 

 

 

チキンカツカレー大辛 550円

(写真には写っておりませんが、ちゃんと美味しい味噌汁付き)

 

 

 

 

カレーはふつーのお味ですが、ふつーに美味しいです。

それより注目すべきは、豪快なチキンカツが2枚。

写真ではわかりづらいのですが、

並なのに、ご飯は400グラムぐらい(ちなみにココイチの並は300グラム)。

 

 

カレーで白ごはんを食べ、チキンカツにソースかけて白ごはんを食べ、


 

食っても食ってもなくならない・・・

 

 



 

最高でした。

 

 

 

 

最高でしたけど・・・

 

 

あなたとはもっと早く出会いたかった。できれば、20代の時に。

(アラフォー男子の本音)

 

 

 

そのとき、私の耳に、ふとあの曲が流れてきました。

 

 

 

♪なーがーい髪を三つ編みにしていた頃に、

巡り会えればよか〜った。彼女よりもうすこしはーやく

 

 

中島みゆきさんの『横恋慕』だ。

 

いい曲だ。

 

 

 

 

 

 

 

そうだ、今を生きよう。