タイの空から2 | 東京ブレイズ二代目社長のつぶやきブログ

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世間ではあまり知られていない「ろう付」を生業に、日本の科学技術の下支えに本気で取り組んでいる、中小企業の2代目社長が日頃思った中小企業経営やろう付技術と業界、その他さまざまなことについてつぶやきます。

日本では2/8に衆議院選挙があり、今回は自民党が歴史的な大勝利を収めました。

 

一方で、今回の旅行中にタイでも同じ日に選挙があると知りました。日本での衆議院議員選挙は、高市総理が衆議院を解散したため、急に2/8に行われることになりましたが、タイでも予定を約1ヶ月以上前倒しして行われた事実上の早期解散総選挙だったようです。

 

今回の旅行では、偶然他国の選挙を垣間見ることが出来ましたが、日本のそれとは違うところがたくさんあって非常に興味深かったです。まず、街中に候補者の看板があります。それもかなり乱立しています。そして候補者には各政党のカラーがあり、赤や緑やピンクなどいろいろな色がバックでとてもカラフルです。

 

そして看板には必ず数字が書かれています。タイの選挙では投票用紙に候補者名や政党名を直接書かないで、該当する番号の欄に×印をつけるか、番号をマークする形式が一般的なのだそうです。それは、文字が読めない有権者や、高齢者でも間違えずに投票できるように、数字が使われています。また、似たような名前の候補者がいても、番号さえ覚えていれば間違いを防げるのだそうです。

 

他にも日本と同様に、候補者の写真と選挙公約などが書かれている看板もありました。

 

タイの選挙で面白いのが、法律で選挙の直前に酒類の販売が禁止されます。レストランなどの飲食店でも酒類は提供されません。なんでだろうと思いましたが、タイではその昔に候補者の陣営が有権者を宴会に招き、お酒を振る舞って自分に投票してほしいと頼み込むことがあったのだそうです。こうしたお酒による買収や接待を物理的に断つために、販売と提供の両方を禁止したのだそうです。

 

その他にも、泥酔して投票に来て正しい判断のもとに投票できないとか、対立候補の支援者同士でいざこざがあったりなどが理由のようですが、これもお国柄ですね。色々なことが日本よりも寛容だと思うタイですが、この部分がとても厳しいのが面白いです。

 

タイでも選挙カーは走っています。数台すれ違いましたが、日本との大きな違いは、音楽をガンガン流しているところです。最初、選挙ではなくやんちゃな若者が音楽を大音量で流しながら走っているのかと思いました。一方で、候補者が選挙カーから何かを訴えるようなことはしていないようでした。看板と大音量の音楽で、候補者を知ってもらうという見たいです。

 

タイの選挙の投票率はとても高いそうです。今回は約65%だったそうです。前回は過去最高水準の約75%もありましたそれだけ、国民が政治に関心を持っている、政治が自分たちの生活に大きく関わっていると自覚している証拠だと思います。

 

一方で日本はどうでしょうか。今回の衆議院議員選挙では、前回よりも2.41ポイント上がって56.26%でした。急な解散と寒波の影響で投票率が下がるかと思われましたが、有権者の約1/4が期日前投票を行ったので、結果的には前回を上回りました。特に高市首相への期待が大きく表れたと思います。でも、まだまだ約半分の人が投票をしていないのは残念ですね。

 

タイのネタはまだまだあります。次回もタイの近況をお伝えしたいと思います。