先日、アメリカ留学時代に知り合った友人達と同窓会を行いました。何と出会ってから30周年の同窓会です。これまでも、10周年、20周年とやってきましたので、30周年も無事に行うことができました。
その間にも、個別にはたくさんの旧友たちと交流をしてきましたが、やはりみんなが一堂に集まる時間には特別なものがありますね。特にこの会は、たまたま同じ時期に異国の地で知り合った仲間の集まりなので、未だにこの出会いが継続しているのは奇跡的だと思います。
今回、この日本人学生での30周年記念パーティーの開催を海外の友人にも話したところ、なんと韓国とタイの友人が来日して参加してくれました。彼らをサプライズゲストとして連れて行ったところ、みんな驚いて大歓迎してくれました。
日本人の中には、もう英語を話せなくなっている人もいましたが、それでも昔を思い出し何とか会話して、彼らと昔話に花を咲かせていました。聞いたところ、韓国やタイの昔の仲間同士で集まることはほとんどないそうです。「日本人学生たちのつながりは強くていいね」とうらやましがられました。
翌日からその海外の友人を連れてオートキャンプにも行って来ました。せっかくなので富士山を見てもらいたいと、富士山の麓「ふもとっぱらキャンプ場」を予約したのですが、雪で高速道路が冬用タイヤ規制になったのと、山梨県内の国道が通行止めになってしまったために急遽予定を変更して、葉山のキャンプ場に行きました。
午後から雨が上がり外でバーベキューができたのですが、夕方からまた雨に降られてしまい急遽キャンピングカーのキャビンへ逃げ込みました。それでも、いろんなアクシデントも3人で楽しみに変えて、20代の頃のようにバカ騒ぎすることができました。これも30年来の友人であるからなのでしょう。
3人ともそれぞれの国で生活していますので、政治や経済状況、文化など色々と異なります。30年の間に結婚して子供も生まれて、お互いの生活は随分と変わりました。そんなお互いの家族の話、仕事の話、政治の話、趣味の話、健康の話、そしてもちろん昔話をたくさんしました。気付けは夜中の3時まで話し込んでいました。
旧友はとても大切ですね。改めて実感しました。こんな関係の友人は新しく作ることはできません。友人はかけがえのないものです。絶対に大切にしなければならないと思います。だから、ちょっと関係ありませんが、年賀状は続けようと思います。
思えば自分は本当に運が良いと思います。最近は仕事や家庭の事で落ち込むこともたくさんありましたが、こんな素晴らしい時間も待っていてくれるのです。このような友人達といつまでも元気で会えるよう、仕事にも健康にも気を付けて頑張って行こうと思うのでした。