キャリア支援授業 | 東京ブレイズ二代目社長のつぶやきブログ

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世間ではあまり知られていない「ろう付」を生業に、日本の科学技術の下支えに本気で取り組んでいる、中小企業の2代目社長が日頃思った中小企業経営やろう付技術と業界、その他さまざまなことについてつぶやきます。

今年も大学でのキャリア支援授業に参加させて頂きました。今年は計5校で講義を行いましたが、各校で少しずつ違う話をしました。ある大学では理系の学生に向けてなので「ろう付」や「ものづくり」の話を、ある大学では経営学科の学生に「中小企業の経営とは」と言った感じです。

 

キャリア支援授業と言う活動が大学で盛んになってきたのは、ここ5年くらいの事だと思います。幸運にも自分は初めのころから、何校かでキャリア支援授業に関わらせてもらっています。そのおかげで、話す内容もだんだんと固まって来た感があります。そして、自分の話には決まったテーマがあります。

 

自分が学生に伝えたいことは「強み」に関することです。「強み」はそれを見つけ生かすことでその人の人生を明るく楽しいものにしてくれるからです。

 

先日の授業で強みについて話したところ、同じように強みとは何か、どうやって自分の強みを見つけるかについて話している先生とお会いしました。その先生は自分の話を聞いてどう思ったのか、講義の後たくさん質問を頂きました。恐らく「強み」についての捉え方が少し違ったのかも知れません。

 

自分の考える「強み」とは簡単に言うと以下の通りです。

・強みとは自分自身が持っている魅力

・強みとは他人からの期待

・強みは誰でも必ず持っている

・強みを自分で見つけることは難しい

・強みを生かすと人生が明るく楽しくなる

 

中には自分の強みを知らず知らずのうちに生かして、活躍している人たちがいます。しかし、それは稀です。だって、みんながみんな自分の強みを本当に知っていて活躍していたら、みんながみんな大活躍しているからです。しかし、現実は一握りの人たちが本当の自分の強みを生かせているのではないかと思います。

 

自分もこの「強み」で人生を救われた一人です。しかし、まだまだ自分の強みを理解して生かしきれてはいないと思います。そんなに簡単なものではありません。でも、その入り口にいる感じがするので、自分の実体験を通して学生さんたちにこの「強み」を伝えて行き続けたいと思います。