スヌーピーはアメリカの漫画家
チャールズ・M・シュルツ(1947-1999)の
漫画「ピーナッツ」に登場する犬の
キャラクター。ご存じですよね。
日本でも未だに大人気です。
実際この漫画の内容を知っている
人はどれくらいいるのでしょうか。
実は可愛らしいキャラクターたちが
発するセリフの多くは、苦悩に満ちていて
皮肉っぽく、冷笑的で哲学的です。
下記の会話はこの漫画の中でのもの。
ルーシー
「Sometimes I wonder you can stand
being just a dog ….」
(時々、わたしはどうしてあなたが犬なんか
でいられるのか不思議に思うわ。)
スヌーピー
「You play with the cards you’re dealt
…whatever that means.」
(配られたカードで勝負するしかないのさ
…..それがどういう意味であれ。)
「もっと○○だったら・・」とか「どうして自分は
○○じゃなかったんだろう」なんて
言葉が出てきた時に思い出したい言葉です。
「自分の不遇」や「現状への不満」を
いくら嘆いてもたいてい何も始まりません。
それどころかネガティブ思考にとらわれて、
より惨めな気持ちになってしまいます。
そうならないためには、どうしようもないことは
キッパリ割り切る思い切りの良さが必要です。
「障害は不便です。でも不幸ではありません。」
と言ったヘレン・ケラーの言葉にも
どこか通じるところがあります。
人生でも配られなかったカードのことを考えて
嘆くのではなく、自分に配られたカードを
いかに有効活用するかに意識を向けて
行くことが大切ですね。