先日の麦イカを使って早速、塩辛を作ってみました(^^)
やっぱり美味い!
塩辛って聞くとちょっとクセがあって苦手だという方も多いですが.....
塩辛の味のイメージって、皆さんどんな物でしょうか?
市販品だと桃屋の塩辛とか?ですかね。
他にも東北だと気仙沼の水産加工会社や八戸の加工会社の製品など多くありますよね?
私はヤマヨ水産の塩辛なら食べれます。ですが最近は殆ど売ってるのを見掛けなくなりましたね。これだけスルメイカの漁獲量が減ったのですから無理もありませんね。
ですが、私が作ってる塩辛はそうした既製品の塩辛とは別物の味です。
というか、私が好きなのは「キリコミ」と言われるモノで塩辛と呼ぶには熟成が足りない段階の物なんです。
「キリコミ」とはスルメイカの肝と塩を使って造る「とも和え」のような物です。私の勝手な解釈ですがこのキリコミが熟成してタンパク質が徐々にアミノ酸に変わっていくと塩辛になっていくといいますか.....って感じです。
カワハギとキモ醤油、アンコウのとも和えなど肝と一緒に身を食べる奴と同じですね。
もちろん熟成が進んだ塩辛も好きですが、そうなると保存料無し、甘塩なので悪くなってしまうこともありますからね。
そういうわけであの塩辛のクセなど全くなし!
濃厚な肝の旨みがまとわりついたイカの身を食べるわけですから不味いわけがありません。
作るにはできるだけ水分を絞ることがポイントです。
そうすることで日持ちもよくなります!
肝はペーパータオルに並べてガッチリと塩漬けして水分を出します。身も塩を振って水分を飛ばしてから作ると良いです。
塩ではなくて、脱水シートを使ってもいいですね。
塩辛が苦手な人にこそ、食べて欲しいと思います(^^)
イメージ変わると思いますね(笑)