オモリグのキモは強くシャープなアクションとその後のフリーフォールやナチュラルな動きだと思います。イカからの視点だと泳ぐチカラを失いつつある魚がゆ〜っくりゆらゆら沈んでいく感じなんでしょう。
子供の頃、川遊びで捕まえた小魚をいじくり回して、可哀想だからとリリースしたら死にそうな動きで急に泳いだと思ったら動かなくなって沈んでしまったりといった経験ありますよね?(^^)
シュッと動いてゆらゆらと無防備に沈んでいく。この動きがそのままオモリグのアクションと同じわけですね。
昔、流行ったスラッゴーを使ったヘビーキャロライナリグもこんな感じのアクションでしょう(^^)
スラッゴーなんて誰も知らないか?(笑)
オモリグのジャーク後のイメージです。
シンカーがカーブフォールしつつ、エギもフォールしていくのでリーダーが伸び切るまではエギはナチュラルに制約を受けずにフォールしていきます。
この変な動きがなく、ごく自然で漂いながらフォールするのが違和感なくイカが抱くポイントなんだと思います。
逆に図の状態からシャクリを入れてもリーダーが伸びきっていないのでジャークしてもエギにパワーが伝わらず緩急の急がつくアクションは生まれません。さらに弛んだリーダーをカンナで拾ってしまって絡んでしまったりと良いことなし。もちろん釣れません。
オモリグでジャーク後に待つ時間はこのリーダーが伸び切るまでの時間ということになります。
潮の流れる速さ、エギのフォールスピード、リーダーの長さによってもこの時間は変化します。
オモリグやってんだけど、イマイチ釣果に繋がらないというアングラーはこの時間をもう一度チェックしてみると良いと思いますよ(^^)