サクラマスジギングは一定のレンジ幅を誘って釣ります。
レンジ幅は遊漁船の船長が大まかな範囲を指示しますので、その幅に沿って探っていくことになります。
ヒットすると「40mでヒット!」などと船中の情報がアナウンスされます。
こういった情報はその断片だけではある意味陥りやすいトラップとなってしまうこともあります。
というのは、ヒットしたのは確かに40mかもしれませんが、大切なのはそのサクラマスはどの水深からジグを追い始めたのか?という点が欠落しているからです。
50mからジグを追い始めて40mでヒットしたのか?ということが大事なんです。
40mでヒットがあったからといって、レンジを限定してはヒットチャンスを逃してしまいがちになります。
単発でヒットする場合はヒットレンジより10〜20m下からジグをしゃくり上げること。
船中でヒットが連発しているときはヒットレンジよりも上を意識して釣るのが好結果となることもあります。
ここで大切になってくるのがアングラーのレンジ管理です。
最近ではICカウンター装備のオシコンCTなどデジタル表示のリールが人気ですが、パッとみて水深が解るのはとても便利な機能ですね。
私は1台も持っていませんけど(^^)
私のレンジ管理はもっぱらPEラインのカラーに頼っています。
ラインカラーならデジタル表示を確認しなくても視界の端に入ってきますから「見る」動作が無くても良いんです。
なのでPEラインのカラーにはとても気を使います。
よくある中間色を使っているラインは水に濡れると同系色と区別がつかなくなってしまってとても使い難いものです。(まぁ老眼が進行してますからね)また、10色色分けラインなども同じ理由で使ったことがありません。
色分けラインの大切な点はいつでもハッキリと識別できることに1番重点を置いています。
5色色分けラインなら最初の10mのラインの色を記憶します。
ジグを投入してから色を数えることも必要ありません。
最初のカラーと同じカラーが出たら50mです。
もし狙うレンジが40〜80mなら3色目のカラーを記憶します。
2回目に同じカラーが出たら80mということになります。
釣りの最中にいちいちカラーの数を数えていたら釣りになりませんからね。この方法が1番直感的にレンジ管理出来る方法だと思いますよ(^^)
ちなみに私が使っているラインはスーパーファイヤーラインカラードです。
さくらますなら強度的に充分です。品質的に均一でないこともままありますが見やすさのメリットには変えられません(^^)
SFLは硬めですのでスピニングリールには使いません。
スピニングには普通のPEラインを巻いています(^^)