2way spikyロングは、元々はスロー系で使えるロングジグとして開発がスタートしました。
プロトモデルが出来上がり、テストされてスロー系としては荒削りとの評価、でもワンピッチで使う事でその運動能力の高さが評価されて、発売が決定したという経緯があるモデルです。
先のブログエントリーで、スロー系のジグの多くは軽い引き心地で上げの跳びが良くて、その後の安定したフォール姿勢のアクション、というのが定番というか?ベーシックなジグとして定着していますね。
でも、でもですよ?
多くのジグがその様なアクションだとしたら?そういった動きに反応良い魚には訴求するかもしれませんが、遊漁船などで、アングラーが皆、そんなアクションのジグを使えば、そのジグの林立した中に皆とは違ったアクションのジグがあれば、魚の眼にもおや?と思わせることができるもしれませんね?
つまりは、ベイトの群れの中で違ったアクションをする違和感が魚のバイトへのトリガーとなるのなら、それもありかな?と思う訳です(^^)
2way spikyロングのサイズは通常のセミロングモデルと比較すれば、大振りです。
しかし、下北や越喜来のサクラマスが捕食しているベイトのサイズは20センチ程のサバまで胃の内容物として確認していますので、ジグサイズに関しての違和感はありません。
逆に取れば、大きいジグはそのままアピール度の高さに繋がり、また、サクラマスからは一匹で多くのカロリーを摂取出来る訳でより好都合という事も言えるでしょう。
ジグの選択の可能性を自らの固定観念で狭める事は、スロー系の釣りの幅広い対応力を損なう恐れもあります。
また、ロングの特徴として、上げからのフォールスピードがストーンと落ちるアクションが出ます!
この動きがサクラマスに訴求する事もあるでしょう。
実際にサクラマスの釣果も出ていますので、もっと使い込んでみようと思います(^^)