実際の釣りは? | Anglershighごめのブログ

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昨晩のイカメタル。
スタートこそオバマリグでしたが、照明が点灯してからラストまでオモリグで通しました。
越喜来の龍神丸さんで釣ったスルメイカが残ってますし、釣れなくてもマイゲームをやり切るつもりでした(^^)
オモリグの専用タックルを持ってないので、イカメタルロッドで代用しました。

当日のタックルは
ダイワ、エメラルダスIM

76ULS-Sスピニングモデルを代用。
ダイワ、シマノさんからはまだ、オモリグ専用品は発売されてなかったと思いますが、如何だったかな?
シマノさんからは専用品無かったけど、最近発売されたクロスミッションのS66M-S辺りはオモリグに代用可能とのネットユーザーの声も聞きますね。
専用品はカンジインターナショナル、アレス、バレーヒルなどの一部メーカーから既に発売されていて人気となっています。
真鯛テンヤロッドなどでも転用出来るロッドがあるそうですので、興味のある方は検索してみてください。
オモリグロッドに求められるものは感度、キャストのしやすさ、使いやすい長さなど、ある様ですので代用品ではダメだ!というアングラーは購入をお勧めします。

リールは今回、ダイワのセルテート3000番を使いました。
オモリグの釣り方はライトジギングに通じるものがあります。
オモリがジグと置き換われば、そのままジギングをやっている様な釣り方ですので、リールにはある程度のパワーが必要です。
ダイワなら3000、3500番辺り、シマノなら4000番辺りがハマるサイズかと思います。
真鯛ジギング辺りとかぶるサイズがスピニングリールでのお勧めです。
ラインはPE06号から1号程度。
キャストする事を考えると06号はトラブルが多くなりそうだし、1.2号まで太くなると潮当たりが気になります。
私は1号を使いましたが潮流れの強さにもよりますが、使えます。

リグはリーダーの中ごろにオモリ、その先にリーダーをひとヒロから矢引分とってエギを接続します。
中オモリの上に浮スッテを付けても良いと思います。
まぁキャスト時のトラブルを考えたら、中重りの上のスッテは無いほうがいいかもしれません。
リーダーの長さはオモリグ釣法の大事な部分です。
リーダーが長ければイカのアタリは取りにくくなり、潮がゆるい時もリーダーが張るまで時間がかかるので、アタリは取れません。
キャストする場合もトラブルが多くなることから、半ヒロ、だいたい1メーター以下、昨晩は60センチ程度でやってみました。
アタリはちゃんと出るの?と思うアングラーもいる事でしょう。
イカがエギに乗ってバックするときのアタリがシッカリとティップに出ます。
ヌーンとティップがゆっくりと引き込まれる当たりが多いです。
時折、トンっとか、ツンっとかのアタリが出る事があります。
これは魚か?イカが中オモリにアタックしたときの当たりです。はっきりと出るので一瞬ドキッとしますが、合わせても大概は乗りません。
ただ、イカは近くに居る訳ですから、その後にエギに乗る事も多いです。
重りに当たったら、そのまま移動距離を抑えたしゃくりを入れて釣ると良いです。

オモリグの基本的な釣り方は
アンダーハンドキャストで集魚灯の明かりの切れ目を目掛けてリグをキャスト。
リグを沈めて、シンカーが着底したら、ラインスラックを取り。
数回速めにしゃくり上げます。
いわゆる巻きしゃくりです。
ティップを下げて中重りの重さがロッドティップに乗ったら、リーダーの長さ分だけ止めて待ちます。
イカからのアタリはロッドティップが落ち着いて中オモリの重さが、竿先に掛かり、エギがスローにリーダーの長さ分だけフォールする間に出ます。
この時、リーダーが潮やエギの抵抗を受けて伸びきったら、次の動作に移行します。
リーダーが長ければ、その分止めて待つ時間も長くしなければなりません。というか止め待ちを長くしないとリーダーを長くとる意味がなくなってしまいます。
巻きジャクリ、止め待ち。この一連のパターンの繰り返しでイカは釣れます。
あくまで基本の釣り方ですので、オモリグだからといって、キャストしなければならないとか、スピニングタックルでないとダメなんてこともありません。
通常のオバマリグ同様、幅の広い自由な釣り方の出来るリグですので、イカ釣りをやるなら覚えておいて損はないです(^^)
中オモリの上のドロッパーに出るあたりはイカメタルと同様です。この場合はオバマリグを使う時と同じ釣り方です。
気をつけなければならないのは下のエギに出るアタリの場合です。
ポイントは当たりが出たら、決して早合わせはしない事。
ゆっくりと引き込まれたら、充分にティップが入ってから合わせて大丈夫です。
速い段階で合わせを入れると掛かりが浅くなったりして針ハズレやゲソ切れ、スカッと掛からないことも多いですので、注意してください(^^)
合わせた時のズシッって感じのノリは堪りません。
エギのカラーは小まめに替えてローテーションした方がノリが続きます。
あれ?当たらなくなったな?と思ったらカラーチェンジ。
結構、効果あります。

先日の宮古ゆたか丸さんで使用したキーストン社のモンロー餌木夜炊きチューン2.5号。
カラーバリエーションは10色有ります。
スルメイカにはやはり、グロー系が強い印象ですが、舟下に寄り付いた浅タナのイカにはソリッドブラックなども効果あります。


キャストしてフリーフォールするか?
テンションフォールするか?
狙ったレンジの分だけラインを出してからテンションフォールしても効率の良い釣りが可能です。
基本的には、一投したら回収して、再度キャストして釣る。
こうする事で、エギのグローに蓄光されて良い感じで釣り込めます。


中オモリもグロー、グロー無しで使い分けて、当たりカラーを探し出すヒントにしたり、中重りのグローでイカを寄せてエギに乗せたりなど、釣りを工夫することも大事です。
秋のアオリイカのティップラン釣法とも近い感覚で釣り出来ますので、ディープレンジのアオリイカをオモリグ釣法で攻略も出来そうです。
ちょっと馴染みが無い釣法ですが、中オモリを鉛スッテに替えたり、イカジグに替えたり、リグの先端を鉛スッテと換えれば、イカメタルのオバマリグにもチェンジ可能と色々と使い回しのできるリグだと思いますので、試してみてください。