【5/17のオリックス】田嶋、突然乱れる・・・ | 勇者の魂は西北に眠る

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今はなき阪急ブレーブスと西宮球場を懐かしみつつ、後継球団オリックスバファローズを応援するブログ

5月17日(水)
 対マリーンズ7回戦(ZOZO)

M 7-3 B

 敗) 田嶋 4勝3敗

 本) ゴンザレス 7号2ラン
 
 打ち取った当たりがヒットになると、すぐアツくなる・・・。
 
 先発田嶋、序盤はテンポ良い投球で自分のペースで回を消化する。3回までで被安打1の31球と終盤まで試合を作りそうな流れであった。しかし4回表、先頭2番藤岡に足元を抜かれる二遊間の当たりが内野安打になると、突然制球が不安定に。3番不調の中村奨にツーシームが真ん中に入り、センター右へのヒットで1・3類とすると、4番に入った茶谷にチェンジアップが甘く浮いてセンター左へタイムリーヒット。さらに5番安田に初球ツーシームをバットを折りながらセンター前に運ばれるタイムリーヒットで2点を先制される。5回表は先頭1番平沢にフォアボールを与え、2死3塁から4番茶谷にサードベース直撃の不幸なタイムリーツーベースで追加点。さらに5番安田にカットボールが中に入ってライト線へのタイムリーツーベースを浴びて降板。後を受けた2番手漆原も6番岡に初球ストレートを狙い打たれてセンター前にタイムリー。田嶋は4回2/3を82球7安打2四球1奪三振5失点と4回以降は別人。
 
 打線は昨日に続き中盤まで低調。マリーンズ先発小島の伸びのあるストレートとコースいっぱいの変化球に苦しむ。3回表1死から8番茶野セカンドへの内野安打、2死から1番福田がライト前ヒットで1・3類とするも、2番宗がインハイのストレート手を出しセカンドゴロに終わる。4回表は1死から4番森がスライダーをセンター前に運んで出塁も、5番頓宮がシュートに詰まってピッチャーゴロ併殺打に討ち取られる。この後も新たに身に着けたシュートの制球がよく6回まで4本のシングルヒットのみに抑えられる。
 反撃したのは7回表。先頭5番頓宮が甘く入ったシュートを詰まり気味ながらレフトオーバーのツーベースとして出塁すると、続く6番ゴンザレスが3-0からのストライクを取りに来たシュートを捕らえて、レフトスタンド中段に飛び込む2ランホームランを放ち点差を詰める。しかしその後の打者が3者連続で凡退して反撃ムードがしぼむ。
 
 リリーフ陣も不安定。6回から登板した3番手村西、2イニングを無失点も2四球を与えて味方の反撃のリズムを作れず。3点ビハインドの8回裏は4番手小木田が登板も、9番和田にセーフティーバントを決められ、送りバントで1死2塁から2番藤岡にライト前ヒットで1・3塁。3番中村奨には初球スライダーが甘く、右中間突破のタイムリーツーベースヒットで2点を追加される。最終回は2番手坂本からヒットで出塁の頓宮をワイルドピッチで2塁に置いて、7番紅林がレフト線へのタイムリーツーベースヒットで1点を返すも、続く8番茶野が空振り三振に倒れて大敗・・・。
 
 田嶋については、打ち取った当たりで打者走者が生きると、不満を持って後の投球がおろそかになるようである。球は悪くなくても、ランナーは出るときは出るもので、そこまで気を揉んでは後まで続かない。4回裏は先頭藤岡の内野安打を含めて4連打、その後も1死2・3塁から8番田村には引っかかり気味のストレートを連投してフォアボールを与えるなどガサツな投球に見えた。5回裏も茶谷のタイムリーの後も抑えられず、自滅してしまった。おそらく打ち取った当たりでランナーが出たときは、一度気持ちのリセットが必要か。久しぶりに組む若月もその点が抑えられていなかった、または同じようにアツくなっていたと見える。今日から森が1軍復帰。マスクをかぶるまでもう少しの辛抱である。
 
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