自分にやさしく、自分をゆるす。
前回は「大事なのは、あたり前の自分を褒めてあげること」でした
自分の本音を言うと、
あるいは
自分のことを
話そうとするだけで、
涙が出てしまう。
そういう方は
実はたくさんおられます。
きっとこれまで
自分の本音を表すのを
ずっと我慢して
こられたのですね。
本当は、
言いたいことが
訴えたいことが
たくさんあったのに、
いつもグッと呑み込んできた。
波風立たないよう
まわりに気を使って
こられたのかもしれません。
自分の意見など
とても言えない雰囲気の中で
生きてこられたのかも
しれません。
みんなが調和するために、
自分が我慢してすむなら
それでいい。
そう考えて、
黙って人に合わせ、
自分を犠牲にして
がんばってこられたのですね
人の気持ちを汲み取れる
まわりの空気を察知できる
優しさや繊細さが
あるから、
よけい自分を
出せなくなっていたのですね。
まわりの人を大切にしたい
みんなの調和を大切にしたい
そんな思いが強い、
優しい心をお持ちなのです
だから、
抑え続けてきた
自分の本音に
触れようとするだけで、
1人懸命に
堪えてきた思いがあふれて、
涙になってしまう。
「ようやく自分の本音を出せた」
という思いから、
涙も一緒に
あふれ出てしまう。
そういうことが
起きるんですね
それほど、1人で必死に
抑えてきたのですよね。
・
・
よく1人で
がんばってきてくれましたね。
本当は自分だって
本音を聴いてほしかった
ですよね。
「あなたの思いも聴かせて」って
気づいてほしかったし、
「あなたの考えも言っていいんだよ」って
声をかけてほしかった。
・
・
あなたの本音だって
光の当たる場所に
出してあげていいんですよ
あなただって
自分の思いを
自由に言っていいんです。
自由に表していいんです。
意思表示することで
広がる人間関係や
広がる世界があります。
これからは、
まわりの思いを
尊重してあげるのと同じように、
あなた自身の思いも
尊重してあげて、
無理ないところから
少しずつ少しずつ、
言葉にしていけるように
なるといいですね。
大切な思いを表す練習を
少しずつ少しずつ、
していきましょうね
応援しています。
最後まで読んでくださって
ありがとうございました。
あなたの毎日が
やさしく健やかでありますように
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