あなたが生きづらさを手放し
【自分が自分であることの確かな安心感、自己信頼感】
で生きられるようサポートする
幸せな自己実現の専門家 江杉侑記です
前回は「傷つきたくないから、人と深く関わらない」でした
私はキャンドルを灯して
ボーーーっと炎を
ながめる時間が大好きです。
1日が終わって
心地よい疲れを感じながら
炎の揺らめきを
ながめていると
細胞一つ一つが
解放されていくようで
とても安らぐのです
キャンドルの炎は
小さく、ほのかで
頼りなく感じます。
窓から入る風はもちろん、
ほんの少しの空気の動きにも
敏感に反応し、
ゆ〜らりゆ〜らり
揺らめきます。
炎が大きく傾いて
消えてしまうのでは
と思うけれど、
その傾きを静かに直し
炎はまたまっすぐ上に伸びて
燃え続けます。
また大きくななめに揺らめいて
それでもまたちゃんと
元の位置に落ち着き
静かに燃え続けます。
小さく小刻みに震えたり
勢いよく高く伸びたり。
弱々しかったり
力強かったり。
さまざまな形に変化しながら
震えながら
揺らめきながら、
最終的には
「芯」にしっかり戻って
燃え続けるのです。
儚いようでいて
たくましい。
不安定なようでいて
安定している。
そんな炎の姿が
私たち人間の生きる姿に
重なります
私たちは生きていく中で
さまざまな
不安、心配、怖れを感じ、
どうしたらいいのかと
迷い、悩み、
心はゆらゆら
揺れるものです。
時に
もう倒れてしまうんじゃないか
というくらい絶望し、
大きく傾いたりもします。
それでもなんとか
自分の中心にグーンと戻ってきて
懸命に生き続ける。
「命の力」という
力強い「芯」=「軸」が
私たちには備わっているのです。
「命の力」とは
「ただひたすらに黙々と生きる」
ということを
私たちに促します。
今、どんなに
傷だらけだろうと
どんなに情けなかろうと、
どんなに弱音を吐き
泣いていようと、
それでも懸命に
生き続けている、
「命の力」を体現している
人間のその姿は
本当に美しく、尊いものです。
すべての生命体の
深く深くに備わっている
「黙々と命を生きるのだ」
という
「命の底力」
その「命の底力」に
引っ張られ、支えられ、
私たちは
震えながら
揺れながら
歩み続けているのです。
・
キャンドルは
「蝋」を「糧」にして
燃え続けます。
私たちにとっての「蝋」とは
人生で味わう
さまざまな体験、
喜び、幸せ、悲しみ、寂しさ。
それら全てを
「糧」にして「栄養」にして
愚直に誠実に
生きようとする
あなたのその
命そのものの姿は、
何よりも尊い輝きです。
どんなに傾いても芯に戻り、
蝋を糧に燃え続ける
キャンドルの炎。
それは、
どんな困難をも
自分の「糧」として
「命の底力」という「芯」に
戻り、
たくましく生き続ける
私たち人間の美しい姿
そのものなのです。
だから私は
炎に惹かれるのかもしれません。
秋の夜長
明日は中秋の名月
キャンドルを灯して
炎の揺らめきをながめ
自分の「命の底力」とつながりたいな
と思います☺︎
さいごまで読んでくださって
