〈前回までのあらすじ〉
プリキュアが妊娠・出産した!?
ではなくて、ナスカ・ドーパントと生身で戦う五郎さん。
その強さは凄まじく、まるでナスカを寄せ付けないのであった。
五郎さん「ふんっ!」
ドガッ!
ナスカ「うわあっ!」
ナスカ「おのれ!」
ギイン!
五郎さん「甘いな」
五郎さん「ほいっ」
ガッ
ナスカ「しまった!」
ピタッ
五郎さん「チェックメイト・・・だったな」
ナスカ「くっ・・・」
ヒュッ
五郎さん「ま、こんな所か」
ナスカ「・・・あなたの勝ちだ、とどめをさすがいい」
五郎さん「いや、もう勝敗は決した、これで充分だ」
クルッ
ナスカ「この借りは、いつか返しますよ」
五郎さん「どうだ、間合いの大切さが解っただろう」
Nディケイド「せやな・・・」
五郎さん「それにお前さん、まだライダーの力を使いこなせていない様だな」
Nディケイド「否定はせえへんよ」
五郎さん「なら、もっと精進する事だな、コイツを使いこなせるくらいには」
Nディケイド「・・・」
五郎さん「確かに返したからな」
五郎さん「じゃあな」
Nディケイド「ウチは、ライダーの力を手に入れただけで、強くなったつもりになっとっただけ」
希「いつか、あの背中に追い付ける様に、頑張らなあかんなあ」
五郎さんの強さを知り、そして己の未熟さを知った希。
改めてライダーとして、強くなる事を心に誓うのであった。
では!