カラオケ発表会の同行援護 | brand  new!

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人生に起きること。
きっと何かの意味のあることだと思います。
辛くても、あたらしい自分になって、毎日を楽しみたい。

先日、同行援護で、利用者さんのカラオケ発表会にご一緒しました。

もう3回目なので、楽な日って分かってます、でもやっぱり修行コースだった…!

発表会は、障害等は関係なく、市内のカラオケサークルなどの連盟が主催で、参加希望者を募って年に何回か開催されます。

9:00から18:00頃まで、100人以上が延々と公民館の舞台で、一人ずつカラオケを披露するという会です。

我々は、まず公民館で待ち合わせして受付を終え、自分の番まで客席で観覧し、順番になったら舞台袖に移動し、本番には舞台中央に案内してヘルパーは下がり、歌い終わったら一緒に退場。
それからロビーでお弁当を食べて、お迎えの車が来るまで客席で皆さんの発表を聞いている、という仕事。

この方は歌がとてもお上手で、かつてカラオケにも一緒に行った方ですが、今日も私がちょっとだけ知っている歌を歌っていらしたので楽しく聴けました。

カラオケ発表会の参加者は、ほとんど70歳以上でしょうか?80、90代と思われる方もたくさんいます。

皆さん、舞台ではとても誇らしげで、仲間の声援に手を振って答えたりと、心から楽しんで、頑張って歌っているのでいいんですが…

そう、だいたい4時間、自分が全く知らない演歌をひたすら聴き続けるという仕事でした。

カラオケ、といえば、誰でもこんな経験はないでしょうか。全く知らない、興味ない歌を、素人の歌う歌を聞いて、終わったらワンコーラス毎に拍手して、それが延々と続いていく状態…知人の歌なら、上手くたって下手だって関係なく楽しいけれど。


それが、4時間続く。

1曲も知らないって、自分でも驚きです!昭和の演歌!一発屋どころか大御所は持ち歌たくさん!皆さん、あまり有名な歌は選んでないような気がしました、カラオケの玄人達…


そして何より、皆さんのすごい衣装に絶句。

ラメ、スパンコール、サテン、シフォンにシースルー。

ドレスは、結婚式のお色直し風から紅白歌合戦ばりの派手派手衣装で、真紅やコバルトブルーや蛍光イエローやゴールドまで。

えっっ?というデコルテ露わな…またはドラァグクイーン風な!?盛り髪、かつら、羽根飾り、スワロフスキーのキラキラアクセサリーに、ジャラジャラ重ね付け。

厚手の真っ白なお化粧に、つけまつげして、まん丸頬紅と真っ赤なルージュ、驚いて見返しちゃう人もいます…


でも、老後を楽しんでて、一年に何回かのステージに、歌や、美容や、ドレスアップに気合い入れて、シンデレラみたいなドレスを着て注目を浴びるのは元気と若さの秘訣で、おばあちゃんもおじいちゃんも気持ちが上がるんだなあと、感心して観てました。


私も、ほんとはいつか着たかったのよ〜と、つい着たくなっちゃうかもね!

一番前の席だから、絶え間なく拍手してみんなにエール送って、頑張ったね私!