いよいよ5月の中旬から通信講座が開講しました。
特にスタートのイベントはなく、Web でe ラーニングのログインができるようになっただけです。
閲覧する動画も資料も、全て自分でeラーニング上から探して見るようになっています。
それらをちゃんと漏れなく間違いなく 確認できるか…甚だ心配です。
早速、今回 のスクーリング「ソーシャルワーク 演習」の事前学習として、動画を5本! あらかじめ 見る必要があったと、 前日になって発見しました… 恐ろしい 。先が思いやられます。
さて、週末に初めてのスクーリングがありました。
場所は、結婚式場や会議などに使われるような 郊外のホテルで、自宅からは30分と近くて助かります。
8時に家を出て 9時から5時まで。
前回の、初任者研修の時のように、電車も乗り間違えず 迷子にもならず一安心 。人は学ぶものです。
会場となったホテルの部屋は、学校の教室より一回り小さいくらい。
シャンデリアとふかふかの絨毯…
座り心地のいい椅子 と上質 のクロスが引かれたテーブル …
思わず眠くなるほど快適でした苦笑
3クラスに分かれての受講 でした。
私たちのクラスは 男性 2名 女性 15名 計17名。
他のクラスもだいたいそんな感じです。
講師の先生は40代の男性。
児童と高齢者の施設に勤務経験、と紹介がありました。
丁寧に説明してくれて とても感じの良い先生でした。
隣のクラスの先生は やたら声が大きくて、先生だけは元気、という感じでした。
■講義の覚書
○我々の試験から新カリキュラム
内容は大きな変化はないそうですが、重要となるポイントが変わると聞きました。
○日本は「相対的貧困率」15%
これは、働く人の所得の中央値の半分以下で生活している人の全体に占める割合。
つまり貧富の差が激しい国である。
アメリカメキシコと変わらない率。
ヨーロッパ先進国はもっと低く10%を切る。
税金を高く取り再分配している。
かつて中福祉中負担、と言われたが貧富の差が大きくなった。
○社会福祉士について
異業種の受講が多い。
今、生活がままならなくなっている家庭が多く子供にしわ寄せがいっている。
貧困層が多く家庭環境が脆弱。
かつて家庭の担い手だった女性が社会進出。人を支える力が弱くなっている。
困っている人や家庭を、地域の中で目にすることが多い。
一見普通、実はぎりぎり、支援が必要とされる機会が多い。
社会福祉士は色々な現場があるが、全分野で必要とされる。
人の生き辛さに寄り添う多分野に渡る。
全世代的に支援出来る知識が必要。
全フィールドで対応出来るワーカーを厚労省が推進。
問題は複合的に絡み合っている。
○ソーシャルワーク専門職のグローバル定義
社会福祉士の倫理綱領。
基本が大事。
働いていると制度の中でしか動かないようになるので。
○コミュニケーション技術について
まず自己覚知。
支援の際に共感出来る事、出来ない事がある。
人間なので当然バックボーンが違う。
話さないと分からない。
親しい人とばかり、では見えて来ない。
自分のフィルター色眼鏡、は自分では分からないが絶対ある。
要支援者の価値観は大切。
共感出来なくても、他者の理解との違いを知ること大切。
○基本的コミュニケーション
何に困っているのか自分で分かっていない人が多い。
整理出来る人は鬱などにはならない。
支援者は、問題を紐解いていってあげる。
受容感言い換えなどで。
面接によるコミュニケーションは、待つ・聴く・理解する・反射する。
○ケース展開
最初の情報が全てではない。
見え方で変わってくる。
奥が深い。
人間の行動には何らかの理由がある。
決めつけない。
○ソーシャルワークの定義
ソーシャルワークは人と環境の接点に介入する。
生活モデル、システム理論。
○自己理解と他者理解
以上
1000字のレポートも書かないといけない。
さっさと終わらせないとやることを忘れそう。
しかし そんなんで試験が受かるのだろうか…。
スクーリングはソーシャルワーク演習 が3回 、実習指導が2回。
5回のうち1回が終了。
次は10月と11月 知り合いもできたし 楽しみです。