母の本人確認当日、
約束していた13時30分ちょうどに、
司法書士さんからの電話が鳴りました。
施設の面会室で待っていた私と母
会話内容が二人ともにわかるよう
オンフックで電話をとります。
こちらからのつづきです ↓
司法書士さんからは、事前に
母にいくつかの質問をさせてもらいます。
と聞かされていました。
母に「不動産を売却する」という
判断能力があるかどうかと
その意志があるのかの最終確認です。
89歳(当時)になる母、年相応に
耳も遠いし、物忘れも多い。
簡単な質問であれば
答えられると思いますが、
「現住所」=私の自宅の住所などは
現在住んでないし、答えられないと思います
そのことを、私からも事前に
司法書士さんに伝えていました。
司法書士さんもその辺りは
よくご理解されているようでした。
(司法書士さん)
「今からいくつかの質問を
させていただきますね。」
(母)
「はい、はい」
(司法書士さん)
「お名前をお願いします」
(母)
「○○ ○○(母の名前)!」
(司法書士さん)
「生年月日を教えてください」
(母)
「昭和○○年 ○月 ○日!」
(司法書士さん)
「干支は何ですか」
(母)
「さる!」
(司法書士さん)
「今はどちらにいらっしゃいますか」
(母)
「○○○○(施設の名前)!」
ここまではカンペなしで母、完璧です!
(司法書士さん)
「今の季節は何ですか」
(母)
「・・・・」(こっちを見る母)
季節!しまった季節のカンペは
用意してなかった!
今は9月中旬、、
慌てて私が口パクで「ア・キ」と私がいうと
(母)
小さな声で
「、、秋かな?」
(司法書士さん)
一瞬、間が空く
「まだまだ毎日暑いですね、、
そうですか、秋ですかー」
ゲっ、しまったー( ̄▽ ̄)
明日から息子
今年最後のサマーキャンプやん、、
夏?秋?残暑?夏と秋の間やん
この部屋涼しいから
私でもわからんくなったー
(司法書士さん)
「では、本題ですが、
この度、○○市○○番地の
土地と建物を売却するということで
よろしいですか?」
(母)
「はい」
(司法書士さん)
「登記の手続きを進めさせて頂きますね」
(母)
「はい、娘に全部任せとります」
こうして母の本人確認は無事終了しました。
終わった瞬間、
全身の力が抜けていくのがわかりました。
この後、母が署名・捺印した
書類一式と必要書類を発送する前に
すべて書類の写真を撮って、
事前に不備がないか
司法書士さんにメールで確認してもらいます
その時、
「替え玉受験していない」証拠として
母が書類にサインをしている写真なども
一緒に送っておきました~(笑)
(昔からいらんことしーやねん、私 ^^;)
売れるのがあと半年遅かったら、厳しかったかもな、、
つづきます。
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