翌週再び実家へ一人で帰ります。
片付けのために帰るのはこれが最後
その日は冬の日本海側には珍しい、
きれいな青空が広がっていました。
実家の片づけはあと
予約していた仏壇・神棚の引き取りと
軽自動車の廃車手続きが残るのみ
一日目の午後に仏壇と神棚の引き取りをして ↓
二日目の朝一番で廃車の手続き予定
合間には、当初
掃除をしようと思っていたのですが、
ハウスクリーニングを依頼することにした為
時間に余裕ができました。
「家もきれいになった」
「時間に余裕もある」
「最後にやり残したことない?」
と、思ったとき
急に誰かに会いたくなって、
高校の時の友だちに
ショートメールを送りました。
高校があった地元は
山奥のとても小さな町で、
卒業と同時に都会にでて
そのまま戻ってこない、、という
同級生がほとんででした。
数少ない友だちの一人だった彼女は、
高校を卒業した後
夢だった保母さんになって、
地元から南に一時間程離れた町で
3人の子のお母さんになっていました。
その後、私の実家は彼女の住む町とは
反対方面に一時間程離れた町へ
引っ越したので
車で2時間近くの距離があります。
年賀状だけは毎年交換して
「今年こそ会いたいね」と書いて、
気づけばあっという間に一年が過ぎている
それが20年間続き、
メルアドもLINEも知らない、、
そんな友だちです。
最後に会ったのは、ちょうど20年前
私の結婚式で
友人代表のスピーチを頼んだとき
そう、この日は偶然
私と主人の20年目の結婚記念日
でもありました。(忘れてたけど)
・・・ショートメール・・・
(私)
「元気?
携帯変わってないといいけど、、
春休み忙しいですか?
会えたらうれしな~ ^^」
(彼女)
「おはよう!携帯変わってないよ
今から仕事だから後で連絡するね
ありがとう めっちゃうれしい ^^」
「えぃ!」と思いきって送った
ショートメールから 5時間後
20年ぶりに会う約束ができました。
私の車の廃車手続きが終わって
約束した実家近くのカフェで待ち合わせ
女子高生のように二人お揃い
いちごパフェを注文します ^^
20年ぶり
20年ぶりですよー
子どもだったら生まれて成人する時間
なのに、
会ってなかった時間なんて、
一瞬でどこかへ飛んでJKになる 笑
話したい事が次から次へと出てきます。
ずっと
喋りっぱなしの笑いっぱなし
仕事のこと
子育てのこと
更年期のこと
親の介護のこと
実家の片づけのこと、、
細かく何を喋ったかは
全く覚えてないけど(笑)
とにかく楽しすぎたこの時間
そのカフェは私たち二人しか
お客さんがいなかったのですが
さすがに長居をするのは気が引けて
食べ終わってから二人で
私の実家へ向かいました。
何もない
空っぽできれいになった実家を見て
彼女は私のことをたくさんたくさん
褒めてくれました。
そう、私はただ彼女に褒めてほしくて
呼びだしただけだったかも
迷惑やな~ホント
急な上に、仕事まで休ませてさ( ̄▽ ̄)
でも 車で2時間もかけて
来てくれてありがとう
「友だち」ってほんとにすごい存在
たった一言で
すべてが報われる気がする
「次は20年たつ前に会おうね」
と約束をしてLINEも交換しました。
(20年たったら70オーバーだぜ 笑)
家に帰ると、私と同じく
20年目の結婚記念日を忘れていた夫と
お腹を空かせたもうすぐ3年生の息子
いつものお好み焼き屋で3人
豚玉をいつも通りいただきました。
友だちがその日プレゼントしてくれた絵本
昔っから、なぜか見透かされてるんだよな~
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