事業承継とインナーブランド『企業の魂』をいかにして残してゆくか? | あなたが活かされるナノブランド=存在意義を創る 仕組家 高橋ケンヂのブログ

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仕組家の仕事は
あなたの「役割」や「存在意義」を見つけること。
これは、ブランディングには不可欠な大切な要素です。
「世の中を豊かにするための自己の存在の確立」
あなたは必ず誰かの為に存在している。
私のブログから感じていただけたら嬉しいです。



昔から「企業は人なり」とよく言われますが。

企業を生き物に例えるならば
その企業を形成する組織は

細胞

臓器

骨格

などなどとなり

そのいずれもを企業戦士である一人ひとりが
役割を担い、企業の生命活動を行っています。


そんな企業戦士も永遠の生命を持っているわけでないので
定年や退職により企業を離れなければなりません。

企業戦士が細胞、臓器、骨格だとすれば
企業が生命活動をするべく最重要の「魂」は『社風』『精神』です。


その根幹の「魂」が継承されず
細胞や骨格がなくなってしまったら企業は死に至ります。

また、新入社員という新しい細胞がついたとしても
「魂」が継承されなければ、これまで培ってきた「魂」は世代交代と共に失われ
従来持っていた「強み」や「ブランド」も消え去ります。

結果、『まったく違った企業』になりかねません。

これは数字では表せないものであり

いかに「魂」を受け継ぐかは

社風や企業風土といったものをしっかりとした「形」にし
継続してゆく必要があります。


古い体質から」脱却するために

新しい社風を取り入れる企業も少なくありませんが

根幹から変えてしまっては本も子もありません。


企業でも「知識」や「個々の技術」だけでなく、
といった部分を、新入社員にしっかり伝える努力が必要だと思います。



特に企業のトップを親子で事業継承する際は

改めて会社のルーツや社風や企業風土といったものを明確にし、継承するために整理をして

社内へ改めて周知徹底ができるチャンスだと考えます。


その際にインナーブランディングの手法を導入することは

もっとも有効な手段であり導入企業も増えています。

事業継承を考えている皆さんはご検討してみてはいかがでしょうか?