地域に根付いていないB級グルメは地域ブランドになりえるか? | あなたが活かされるナノブランド=存在意義を創る 仕組家 高橋ケンヂのブログ

あなたが活かされるナノブランド=存在意義を創る 仕組家 高橋ケンヂのブログ

仕組家の仕事は
あなたの「役割」や「存在意義」を見つけること。
これは、ブランディングには不可欠な大切な要素です。
「世の中を豊かにするための自己の存在の確立」
あなたは必ず誰かの為に存在している。
私のブログから感じていただけたら嬉しいです。



最近ではB級グルメという流行の中で
いままでクローズアップされていなかった地域食が見直され
地域ブランドとしてご当地を盛り上げているが
バブルの頃の高級レストラン全盛の頃などは見向きもされなかった
戦後最大の不況下の中で経済活動を考えた方がおられる戦略でしょう。

近年では新たな地域ブランドを作ろう!
などといった動きを行政が中心になってやっているが
そもそも地域に根付いていない「歴史ないもの」をブランド化するには多大な投資が必要となりますし、さて十年後、百年後にどうなっているでしょうか?ブランディングは広告でも宣伝でもありません。お金をかければよいというものでもありません。


私の考えるブランド要素とは

1、流行に流されない、もしくはうまくブレンドする。
2、1人でもファンがいる
3、自分(団体)の意思で継続する。


今や世界を揺るがす上場企業も
はじめは創業者の熱意や行動力で始まりました。

どのブランドも歴史があり
どのブランドも想いがあります。



歴史がないからブランドになれない
そんなことは毛頭ありません、しかし、ブランドとなるには
継続し続けた時間とそこにかけた想いにどれだけの人が共感したかが
ブランド価値となると考えます


(ブランドに対する想い×継続した時間)+共感した人々=ブランド価値


自分を会社を団体をモノを
主語は違えど「差別化」をするために
その良さをどれだけ熟慮し「持ち味を生かす」かがカギです。

専門家の方々は「そんなことか!」
と笑われるかもしれませんが

ブランドコンサルタントを雇えない
もしくは長年真面目に仕事に従事されてきて
ブランディングなんて考えもしていない
その意味の分かる方々のほうがはるかに少ないでしょう。
本当に日本を支える5人~40人程度の中小企業の
経営者の皆さんの実態はこんなものです。
だから誰もがわかる言葉で話さなければならないのです。



これからの日本は大企業の時代から
個が生かされる時代がすでに始まっています。


私はまず、中小企業のみなさんと
ひざを交えて、まずは長所、いいところを話し合い
より多くの共感する人々を増やすための戦略を
同じ気持ちで一緒に考えてゆきたいと思います。