どうも、ブログを書いている時、時折上の子か下の子が来るので

膝の上に乗せてぎゅ~ってしてから書いている事がチラホラある

二人の子供の父親をしている達也です。

 

時々それが何度も発生することがあるので、前に進まない時もあります!

 

  のんびりやのコアラ    訳:安藤サクラ 絵:ジム・フィールド 文:レイチェル・ブライト[156冊目]

 

「ライオンのこころ」に引き続き、安藤サクラさんの訳した絵本です。


のんびりやのコアラはとにかく木の上で過ごして

どれだけ仲間の動物が呼び掛けても下に降りてはこない。

雨の日も強風の日もどんな時もとにかく木に

しがみついて降りてくることはない。


そんなコアラにある日、予想もしない出来事が起こる。


キツツキがコアラのしがみついている木を突き倒す!

コアラは徐々に地面に近付いていく恐怖に怯えながら

ひたすらキツツキが突き倒すさまを見ているしかない。


そうこうしている内に木が折れ、コアラは地面に落ちた。

大勢の仲間が見守るなか、目を開いたコアラの目の前には

仲間の動物がいた。

仲間たちの差し向ける手を握り返し、

同じ地の上を走り、飛び回り、今までなかった世界を

感じるのだった。



なるほどな~。

五体満足ならばひきこもっているより外の世界に目を向けて

一歩を踏み出すほうがいいだろうしな。

自室にこもってオンラインゲームばっかりしていても

何が得られるやら?それならいっそ知らない土地を

冒険した方がパラダイス?!

いろんな考え方があります( *´艸`)

 

 

 

 

 

 

 

 

  牧野富太郎ものがたり 草木とみた夢    絵:大野八生 文:谷本雄治[157冊目]

 

 

これはすごい簡略化された牧野富太郎さんの生き方をつづった話。


知ってる人は知ってるNHKの朝の連続テレビ小説「らんまん」で

描かれるほど有名な学者、牧野富太郎さんの生涯を

ザックリとかいつまんでぎゅとしてます。

酒屋の息子に産まれて学問に没頭していた富太郎は

草木に興味を持つ。

体が弱いために周囲からはバカにされつつも、

東京で顕微鏡を買うくらい熱心に研究に没頭する。

やがて富太郎の努力が実を結び、東京大学で

研究するほどにまでなった。

しかし、自身の発見した草木の論文を出すも、

世界に認めてもらえずヤキモキしていた。

それでも努力する牧野富太郎さんは周囲の人に愛され、

手を差し伸べられ、自然と人が集まるようになった。


図鑑の制作にも関わることができて一躍有名になり、

やがて世界に認められるようになり、65歳で理学博士の学位を取得。


亡くなる前には第1回文化功労者にも選ばれ、94歳で永眠。
亡くなった年の後には植物園や標本館などが開館されたという。


とんでもない偉大な人だと思います。

学者になれる人ってのは相当な集中力と熱意があるわけです。

中途半端な考え方ではできないだろうと思います。


現代社会では便利になりすぎて考えることや

調べることも疎かになりつつあるが、

この牧野富太郎という人は便利なものが無い時代に

自分の足で調査をして知識を広め、

研究に研究を重ねて様々な情報を広めていったわけですよ。


それはそれは途方もない時間とお金を使ったと思います。


今の時代はスマホやPCを使えば上っ面の情報を簡単に

入手することができましたが、それに対して具体的に

説明しろと言われても上っ面だけなので深く説明することもできない。

それがこの牧野富太郎という人は自分の目で見て手で触れて

匂いを嗅いですべてを体験してきているのだから、

あらゆる植物に関して精通して答えられる知識や見聞がある。

すごいと思う。


ヲタクの部類ってやつですよ。


こういう物語を見て一つの物事に心血を注ぐすばらしさを

子供にはわかっていただきたいね。

 

 

いつもの楽天市場でのお買い物前に↓を経由して頂けると嬉しいです!