どうも、もうすぐ最終回の「らんまん」を昼飯時に会社のテレビで視聴している

二児のパパ達也です。

 

昼飯を食いながら連続テレビ小説を見るのが日課みたいなもんです。

 

 

  「らんまん」のモデルになった牧野富太郎さんに興味が湧いた「牧野富太郎の植物図鑑」

 

子供たちのために妻が図書館でよく本を借りてくるんですけども、

ドラマ「らんまん」を視聴しているから個人的に牧野富太郎の

書籍が読みたいということで探してもらったら、ありました( *´艸`)

 

 

「牧野富太郎の植物図鑑」というタイトルの書籍。

 

 

 

 

 

 

  「らんまん」のドラマ内でも表現されていた出来事が色々と書かれている

 

大学で研究するために東京に出てきて東京大学の門を叩いて

植物学研究に没頭し、いろいろとあった末に大学を追われた時に、

「カール・ヨハン・マキシモヴィッチ」というロシアの植物学者を頼って

手紙を出し、一緒に研究させてくれ!

という出来事のことも掲載されていた。

 

浜辺美波さんが演じていた妻の寿衛子さんとの馴れ初め。

飯田町の小川小路の道すじ、小沢という小さな菓子屋の娘で

一目ぼれしたことから、当時働いていた印刷所の従業員に

頼み込んで寿衛子さんを口説いていたことなども掲載されているわけです。

 

ドラマでは屋台でカエルメラ焼きを売っていたところに

衝撃的な出会いをして、主人公の牧野万太郎がひとめぼれする

というシーンを思い出しますよ。

 

なんとなくこのあたりのくだりを読んでいると、

本当に「一目惚れ」ってやつで、必死に射止めようと頑張ってたってのが

伝わってくるというかなんというか。

 

なかなか現代社会では少ないような気がする?

現代社会ではそうだなぁ・・・、

寂しさを忘れるためや自分自身を認めてもらうために

ホストクラブに通って嘘の愛してるを囁かれて

入れ込んだホストのために借金まみれになって

風俗に出稼ぎするようになってヤク漬けにされて搾り取られ、

気付いたら廃人になっていた。

とかいうストーリーが展開したりしなかったり。

 

劇場やライブの出待ちをしていて、気付いたら遊ばれて、

結婚しようなんて思ってもいない言葉に操られて妊娠したら

棄てられて、どこかで産み捨てる。

とかいうストーリーが展開したりしなかったり。

 

嗚呼…我が子にはそんな哀れな生き方はしてもらいたくない。。。

まぁ、現代社会ではまやかしの愛がチラホラあると思いますが、

こんなにも一途に想って子沢山な人生を歩めたのだなぁと思うと、

ちょっとホッとする話に見えてくる。

 

 

  「らんまん」のドラマでも表現されていた絵がすごい

 

「ムジナモ」ちゃん!と叫んでいたムジナモや、

サブタイトルにもなっていた「バイカオウレン」などの絵はもちろん、

最終話付近で神社合祀(じんじゃごうし)の話が展開したときの

「ツチトリモチ」なども実際に牧野富太郎さんが描いたと言われる

写真が掲載されていたり、その線使いにため息がでる出来栄え。

 

見れば見るほど奥行とか影とか、立体感をその時代に描ける才能が

あったというのが凄いと思う。

 

この本、すごいわ。

 

こういう本をもっと子供には読んでもらいたいなぁと思うが、

まだまだ花より団子…。