経営には悩みがつきものです。

 

でも、

経営についてなかなかうまくいかない

などと、悩んでばかりいると、

 

ますます経営を悪化させてしまう

理由についてお伝えしたいと思います。

 

 

まず、

「悩み」とはなんでしょうか!?

 

「頑張っているのになかなか売上が上がらない」

 

とか、

 

「スタッフが自分の思うように働いてくれない」

 

などなど、

経営者の悩みは尽きません。

 

悩みとは、

「自分のあるべき姿と、現状とのギャップです。」

 

現状が、自分のあるべき姿に

近ければ悩みは生じません。

 

人が悩んでいる状態では、

IQが下がっている状態で、

 

論理的な判断ができないので、

正確な経営判断することができず、

 

危険な状態になっています。

 

なぜ危険なのかといいますと、

悩みが大きいほど人は心身に

ストレスがかかって、

 

脳が論理よりも、感情的で本能的に

欲望に近いものを求める状態に

なっています。

 

これは脳の大脳辺縁系という部位が

活発になっている状態で、

 

論理的な思考ができにくい状態に

なっていますので、

 

こういう状況で経営について

判断しますと、

 

思考能力や判断力が低下

している状態での判断に

なりますので、

 

誤った経営判断になりやすい

のです。

 

これが、

経営について悩んでいると、

経営をますます悪化させる

科学的根拠です。

 

 

これまで人類は、

 

夏が暑すぎるとか、

 

冬が寒すぎるとか、

 

自然環境に悩みながらも

それらを克服しながら

 

より快適な環境をつくるべく、

文明を発展させ、

科学を進歩させてきました。

 

人間の進歩は、

悩みとともに発展してきた

といっても過言ではありません。

 

地球規模で見ても、

南の暖かい地域よりも、

北のより寒き厳しい

自然環境にある地域の方が

経済が発展してきた

歴史的背景があります。

 

これも厳しい環境を乗り越えて、

創意工夫をして実現してきた

結果ではないでしょうか。

 

そうです!!

悩みは、進歩や発展するために

あるのです。

 

現状より上を目指す気持ちが

なければ、

 

このままでいいという気持ちで

あれば、

 

悩みは生じません。

 

より良くしたいという前向きな

気持ちから悩みが生まれる

のです。

 

ですから、

悩みが大きく深いほど、

より進化できるチャンス

なんです。

 

ではどうしたらいいのか

といいますと、

 

悩んでいるときは、

IQが下がっていて

 

論理的な判断ができません

ので、

 

まず、論理的な思考ができる

状態にしなければなりません。

 

やり方はいくつもありますが、

ここでは2つだけお伝えします。

 

まず、

経営の現状について、

誰かにありのままを

はなします。

 

そうすると話しを聞いてもらった

だけで脳は前頭前野が活発に

働くようになって、

 

客観的に自分を見れるようになって、

頭がスッキリし、

 

論理的な思考回路になって

きますので、

 

正確な経営判断ができる状態に

なります。

 

もしくは紙にできるだけ詳細に

経営の状態をただ書き出すだけ

でも同じような効果が得られます。

 

もう一つの方法は、

 

自分の手に入れたい状態を

できるだけリアルにイメージします。

 

人間の脳には、

よりリアルで臨場感が高いものを

現実と思い込み、

 

そこに自分の意識や行動を

合わせようという性質が

あります。

 

引き寄せの法則ともいいます。

 

私たちの行動は、

脳の指令によって行われる

わけですから、

 

脳のこうした特性を知って、

より賢く経営判断をして

いきましょう!!

 

次回は、

イメージが人間のよりよい

パフォーマンスを生み出すのに、

 

どれだけ大きな効果を与えるのか

という実証研究についてお伝えし、

 

イメージの力がどれほど効果的

なのかについて科学的根拠を

示していきたいと思います。

 

今回は、足を骨折したら

幸せになった男性のお話しです。

 

 

え?

 

足を骨折したら幸せになった???

 

そんな馬鹿な!!って思いますよね。

 

でも、最近の実話ですが、

足を骨折したお陰で、

 

今までよりも幸せになった

方がいらっしゃいます。

 

足を骨折した友人は、

日頃の疲れからか、

 

ちょっとしたことで

仕事中に足を骨折して

しまいました。

 

全治3ヶ月です。

 

1ヶ月半の入院と、

その後の1ヶ月半は

自宅から病院に通って

リハビリをしました。

 

ある日この友人が

私にLINEしてきました。

 

3ヶ月も仕事を休むなんて

考えられない。

 

なんて自分はついていない

んだろうと。

 

ホントにそうですよね。

誰もがそう思うと思います。

 

そこで私は、

「人間万事塞翁が馬っていうでしょ。

怪我したことに何か意味があるのかも

しれないし、

 

このケガがきっかけでいいことが

あるかもしれないから、

前向きに考えてみたら!?」

 

という言葉を返しました。

 

すると友人は、

私のことばを素直に受け止めて、

怪我したことを前向きに考えた

そうです。

 

そう思ったら、

こんなにゆっくりできる時間はない

からと本をたくさん読んでみたり、

 

一緒に入院している患者さんとの

会話を楽しんで

 

ホントに仲のいい友達ができたり、

 

一番びっくりっしたのが、

 

共働きの奥様と危機的状況だった

のですが、

 

退院してからは家事をしたり、

自分の言葉づかいに気を付けたり

しているうちに、

 

だんだんと仲が良くなったのだ

そうです。

 

最初は仕事もしていない自分に

冷たい態度だったそうですが、

 

そのたびに私にLINEや電話を

してきていましたが、

 

だんだんと仲良くなったそうです。

 

気持ちのもち方で、

こんなにも変わるのかと嬉しそうでした。

 

 

マインド(心・思考)を変えることで、

見える世界がだんだん変わったのでしょう。

 

自分が目の前にみえている世界は、

自分の思い込みによってなりたって

います。

 

つまり、

自分の考え方に合わせたフィルター

通して現実世界をみています。

 

でも自分のマインド(心・思考)が変われば、

今までとは違った世界が見え始めます。

 

私が足をケガした友人からLINEを

もらったときに、

 

ストレス状態にあるなと思いました。

 

だから、

リラックス状態にしたいとおもい、

考えてメッセージを返しました。

 

ストレス状態のときは、

ネガティブな感情に支配されていて、

人間の最大の能力のひとつである、

「深く考える」ことができなくなります。

 

すると感傷的になって

ますますケガをした自分を

せめるようになります。

 

そこで、

マインドが前向きになるような

言葉を伝えることによって、

 

脳の前頭前野が活発に

働くようになり、

 

閉ざされていた思考から、

客観的に自分を見ることが

できるようになって、

 

前向きな行動をしようと

思えるようになったのでは

ないかと思います。

 

何か自分の思うようにならない

ことは誰しもあります。

 

でも、

そうした状況を人に話すことで、

話しを聞いてもらっただけで

脳は前頭前野が活発に

働くようになって、

 

客観的に自分を見れる

ようになって、

 

頭がスッキリしてきます。

 

人にはなかなか話せない内容でも、

 

自分の思いを紙に書き出すだけ

でも同じような効果が得られます。

 

ストレス状態が続くと

心身に悪影響が及びます。

 

自分の思うようにならない

ことがあって、

 

ストレス状態から解放される

ためにも、

 

人に話しをしたり、

自分で書き出したり

してみましょう。

 

前回は、計画のグレシャムの法則が

なぜ起こってしまうのかについて

お伝えしました。

 

こうしたいと思っても、

それができるまでやり続けるのは、

誰でもなかなか大変なことですよね。

 

 

そこで、今回は、

 

苫米地英人博士が

「脳を味方につける生き方」

 

で紹介している「プライミング」

の方法をお伝えします。

 

脳が現状を維持しようという

無意識の抵抗をしてくるわけですが、

 

その無意識の抵抗を打ち破り、

決めたことを達成するまで

やり続ける方法です。

 

まず、

人が行動しよう、

モチベーションを高めよう

 

とするための脳のメカニズムを

知る必要があります。

 

かつて原始人は狩りをしていました。

 

狩りは動物に襲われるかもしれない

危険な仕事でした。

 

でもあえて危険なことをするのは、

そこに人を動かす何かがあるのです。

 

それは何か!?

 

獲物を食べると空腹が満たされ、

ドーパミンが分泌されることは

よく知られていますが、

 

またドーパミンは

「やる気にするホルモン」でも

あるのです。

 

危険がいっぱいの狩りには

できれば行きたくないのですが、

 

脳は行きたくない狩りに自分を

行かせるために、ドーパミンを

出します。

 

おなかが空いたからイノシシの肉を

食べたいとイメージしただけで、

 

実際にはまだ食べていないのに、

ドーパミンが分泌されるのです。

 

こうして人は危険な狩りに行こうという

意欲が湧いて、狩りに行くようになります。

 

これを「プライミング」といいます。

 

つまり、

おなか一杯になりたいという思いが、

本来は気の進まない狩りに行こうと

するモチベーションを高めるのです。

 

何事もつい現状維持になりがちですが、

このプライミングの原理を使えば、

 

目標に向かってやる気が持続できるように

なると、苫米地博士はいいます。

 

 

では、

具体的にどうすればいいのか

といいますと、

 

イメージの力を使います。

 

よく目標を達成するには、

目標をリアルにイメージすればいい

と言われることがありますが、

 

これには落とし穴があります。

 

つまり、

単に目標をイメージしただけでは、

脳はすでに成功したイメージに

満足してしまい、

 

逆にモチベーションが下がって

しまいます。

 

これは成功を強くイメージすると、

未来は現在の延長線上にあると

無意識が考えて、

 

現状を肯定してしまうからです。

 

ではどうすればいいのかといいますと、

 

目標を設定するときに、

現在の延長線上では

 

絶対に達成することが不可能と

思うような目標を立てます。

 

絶対に達成することが不可能と

思うような目標とは、

 

いいかえますと、

 

達成する方法が分からないような

目標です。

 

そして、

次にこの大きな目標と

自分がつい熱中してしまう

ことを結びつけます。

 

例えば、

サッカー観戦が大好きならば、

サッカー観戦と

 

大きな目標を同時に思い浮かべるだけで、

 

脳神経は、サッカー観戦する時の

ワクワクする楽しい感覚と

 

大きな目標をだんだん

結びつけていきます。

 

そして、

これを何度も繰り返します。

 

こうするとどうなるかといいますと、

 

大きな目標を達成するための行動を

しようと思うと、

 

サッカー観戦する時のワクワク楽しい

気持ちが湧きおこって、

 

モチベーションが上がります。

 

脳ってホントに不思議ですね。

 

文系である私が、何の知識もなかった

脳科学を一生懸命学ぼうと思ったのも、

 

今思えば、プライミングの原理が

働いていたからだと思います。

 

お客様の経営改善ができる税理士に

なりたいというワクワクした思いと、

 

脳科学の知識でお客様の経営改善に

役立てたいという目標を結び付けて、

 

難解な脳科学を約10年間学び続ける

ことができています。

 

どうして税理士である自分が

脳科学を一生懸命学んでいるのだろうと、

 

客観的に自分の姿をイメージすると

笑ってしまいますが、

 

今では、脳科学を学ぶことが

楽しくて仕方がありません。

 

ぜひ、大きな目標と

ワクワクする感情を結び付けて、

 

目標を達成するための

モチベーションを高め続けて

いただければと思います。

 

現状維持と無意識の関係性

についてご質問をいただきました。

 

 

ご質問の内容は、

 

「人はどうしても現状維持になりやすい

という「計画のグレシャムの法則」

 

無意識がかかわっているのでしょうか!?」

 

というご質問です。

 

計画の「グレシャム」の法則という、

知る人ぞ知る法則の名前が

出てきましたが、

 

この法則とは、

日常の仕事はいつもこなしている

目の前のルーチンワークが中心

なってしまい、

 

長い目で重要になる創造的な仕事は、

後回しになりがちになるという法則です。

 

そこで今回は、

この「計画のグレシャムの法則」も、

無意識が関わっていることを

お伝えしたいと思います。

 

脳の働きとして、

 

無意識的に「変化」を避け、

 

現状を維持しようとする働き

 

が備わっています。

 

ではなぜ脳が現状維持を

しようとするかというと、

 

現状維持は生きていくために

重要なことだからです。

 

例えば、

運動をしたときに、いつもより

かなりハードなことをしすぎると

筋肉痛になりますよね。

 

これもいつもと違ってハードすぎる

ことをすると、

 

筋肉を傷めてしまいますので、

体が筋肉痛で警告しているわけ

です。

 

このように

常に安定した状態に保とうとする働きを

 

ホメオスタシス(恒常性維持機能)

 

といいます。

 

これは身体だけではなくて、

考え方(思考)にも同じことがいえます。

 

売上を上げるために何かいいアイデアを

考えようと思っても、

 

アイデアを考えるということは、

いつもと違うことを考えることなので、

 

ついついいつもの延長線上で販売

しているということはよくあることです。

 

これはすなわち、

脳が現状を肯定するという働きから、

いつもと同じ居心地のよいことをしたり、

考えたりすることを欲しているからです。

 

 

この居心地の良い範囲のことを

 

「コンフォートゾーン」

 

といいます。

 

自分が慣れ親しんだ、楽なゾーン

ということです。

 

ですから、

脳はインプットされる情報に対して、

 

コンフォートゾ-ンに合っているか

否かでこのインプットされた情報の

重要性を判断しています。

 

実はこのコンフォートゾ-ンは

親に大きく影響を受けています。

 

食事の味付けは母親の作ってくれた

味がコンフォートゾーンになります。

 

仕事に対する価値観なども

親の影響が非常に大きいのです。

 

ここで、

ご質問いただいた、人はどうしても

現状維持になりやすいという

 

「計画のグレシャムの法則」も

無意識がかかわっているのでしょうか!?」

 

ということへの回答ですが、

 

脳は生命維持のために現状維持に

努めていますので、

 

いつもコンフォートゾーンを

もとめています。

 

ですが、私たちはコンフォートゾーンを

いつも意識していますでしょうか?

 

例えば人前に出ることが恥ずかしい

という人は、

 

できるだけ目立たない場所を選びます。

 

人前に出ることが好きな人は、

できるだけ目立つ場所を選びます。

 

これは、無意識に行われています。

 

しかも瞬時の判断です。

 

このようにいつもと同じ状態でいたい

というコンフォートゾーンは

 

日常生活の中で「無意識」に判断

されています。

 

ですから、

人はどうしても現状維持になりやすい

という「計画のグレシャムの法則」も

無意識がかかわっているといえるでしょう。

 

現状維持というと、

あまり聞こえがよくないように思えますが、

 

実は私たちにとって、とても大切なことなのです。

 

 

もし、

結婚している男性が、朝起きるたびに、

好きな女性が変わっていたとしたら、

 

きっと生命は維持できないことでしょう。

 

もっと、より良い行動をしたい、

自分の今までの行動をスムーズに

変えたいと思っている方に向けて、

 

どうしたらいいのかについて

お伝えしたいと思います。

 

 

前回、

自分の行動に大きく影響を

及ぼしているのは何か?

 

についてお伝えしました。

 

そう「無意識」です。

 

無意識が私たちの行動に

強く影響しています。

 

ですから、

この無意識をより良い方向に

改善することができれば、

 

より良い行動をしたり、

 

行動をスムーズに変える

 

ことができます。

 

経営をするには、

どの時代においても

 

変化していく必要が

ありますので、

 

無意識を味方に付けて、

経営をより良い方向に

変化させたいものです。

 

では、

より良い方向に変化するために、

すなわち無意識をより良い方向性に

改善するためには

 

どうしたらいいのかについて

お伝えしたいと思います。

 

方法はいくつかありますが、

今回はその中でも効果的な

方法をご紹介します。

 

無意識は何に影響されて

作動するかといいますと、

 

信念』です。

 

無意識は、

自動的に信念に合った判断をし、

行動します。

 

ですから、

よりよい無意識にするためには、

この『信念』をより良いものにする

ことになります。

 

信念とは、

正しいと信じる自分の考えです。

 

では、

「信念」がどのように

作られるのかといいますと、

 

日常の考えの積み重ね

によってつくられます。

 

日常私たちはどのように

考えているのかといいますと、

 

簡単にいいますと、

 

例えば、「売上を上げるぞ!!」

 

といった「言葉」を心の中で発すると、

そこに「イメージ」が生まれます。

 

ですから、

ここでは、思考とはイメージすること

と考えてください。

(本当はもっと複雑ですが。。。)

 

 

ここで話しを整理しますと、

無意識は信念に影響されますが、

 

この信念は思考の積み重ね、

つまり日頃のイメージの積み重ね

によってつくられます。

 

つまり、

よい行動をしたい、

行動を変えたいと思ったら、

 

行動を支配している無意識を

よりよいものにする必要がありますが、

 

これは、

よいイメージを繰り返し行うことで

良い信念がつくられ、

 

よりよい信念がつくられれば、

無意識はその信念に影響されて、

 

結果としてよりよい行動が

できるということになります。

 

これが脳がよい判断をして

よりよい行動をするための

方法です。

 

つまり繰り返しになりますが、

変化したいとか、

行動をよりよくしたいと思ったら、

 

繰り返し自分が望む姿を

イメージする必要があるのです。

 

今回は、

無意識とか、信念とか、イメージとか

いろんな言葉が出てきましたので、

 

すんなり理解するのは難しかも

しれませんが、

 

逆にいいますと、

自分の行動を変えるには、

このように比較的大きな

エネルギーが必要で、

 

すぐには変えられないもの

であることがお分かりいただけた

と思います。

 

そして、

繰り返しイメージすることが

大切であることを理解して

いただけたらと思います。

 

イメージするにはコツが

ありますが、

 

それはまた後日

お伝えしたいと思います。