聴く能力を高める体の動かし方。
言語と聴覚に関する専門家である、言語聴覚士の方には学びたいことがたくさんあります。
ある自治体の教育センターの調査で、
「この「正中線交叉(運動)」と「聞く(学習規律)」の2つの間には何らかの関係があるかもしれない。」
という結果が出ています。
つまり、
(クロスクロールのような)体の真ん中をまたいで動く動きができないというのは、聴く能力にも影響しているかもしれない。
という興味ふかい研究です。
ブレインジムを学んだ方ならお分かりの通り、「聴く能力を高めるエクササイズ」の中には、この体の真ん中をまたぐ動き、が幾つか含まれています。
元々、読字障害を中心とする学習障害の子どものサポートとしてはじまったブレインジムですが、
英語の論文でもディスレクシア(読字障害)と正中交差に関する論文があります。
ディスレクシアに関連する遺伝子変異体が、聴覚路の正中交差を減少させる
Dyslexia-Linked Genetic Variant Decreases Midline Crossing of Auditory Pathways
ディスレクシアに関係する遺伝子変異があると、聴覚(聞くこと)に関して、正中領域を神経がまたぐことが難しくなる、ということです。
右耳から入った情報はそのほとんどが左脳に行き、左耳から入った情報は同じくほとんどが右脳に行く、というように、本来、聴覚情報は脳の中で正中をまたいで処理されるのです。
これがもし阻害されると、耳自体は正常に聞こえていても、言語がうまく理解できない、読んだことが頭に入るのに時間がかかる、人の言葉以外のメッセージを読み取りにくい、などの状態が生まれます。
ブレインジムのいくつかの動き(クロスクロールやエレファント)のような正中領域をまたぐ体の動きをすることで、運動感覚から脳の正中領域へ刺激が入り、聴覚においても正中領域をまたいで情報を処理することがしやすくなる、と仮説を立てて考えることができます。
(実際は脳の中は見えませんが、研究は脳の専門家がやってくれるでしょうし、実際にそれで聴く能力が向上する人がいるのだから、それでいいのだ)
人の話を聴く前には、クロスクロール!
カウンセリングの準備にクロスクロール!
授業前にもクロスクロール!
会議の前には、みんなでクロスクロール!
刑事さんも、効率的な取り調べにクロスクロールを!!
・・・・
ブレインジムのテキストからこの部分に関する記述を抜粋しておきます。
「赤ちゃんが、音の世界を経験する最初のうちは、音の聞こえる方向に目一杯、頭を回すことで音を探っています。聴覚の正中領域へのアクセスは、頭を楽に回すという基本的な身体スキルに直接関係しています。頭を回すという行動は、左右料大脳半球につながる神経経路にアクセスし、言語的メッセージに対しても、非言語メッセージに対しても積極的で効率的な注意力を得ることができ、さまざまな方向からの音を受け取る能力にも影響を与えます」ブレインジム101テキストより。
ブレインジムの講座に出てくださった方には、この意味深い体の動きが、実際に聞き方(聞こえ方)を変えてしまう事が起こるのは「確かにそーだよね」と理解してもらえるのですが、
まだブレインジムに触れていない方にとっては、ひょっとしたら眉唾ものに聞こえるだろうな。
経験していない人にこの感覚を伝えるのはなかなか簡単ではないなぁと思っていますが、たった一人でも受け取ってもらえたらこの記事を書いた甲斐がありました。
淡路島で発達支援コーチング、はいちゃんでした。
仙台で原始反射個人セッション。
それから、奥さんのゆきちゃん がブレインジムについて、
昨日10月23日の産経新聞に掲載されました。
淡路の方にもっとおのころハウスを利用してもらえるといいなぁ!
掲載された文章は・・・
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「もしかしたら何でもできてしまうかもしれない」。初めてブレインジムを体験した4日間の講座の中で感じた感覚。それから数年後、今私は淡路島でブレインジムを伝える活動をしています。多くの人に伝えたいと強く思ったあの時、ここ淡路島でブレインジムの活動をするなんて、思ってもみませんでした。
ブレインジムとは、体を動かすことで脳を活性化させ、自分たちの本来持っている能力を引き出す教育プログラムです。カイロプラクティックや東洋医学を源流としたキネシオロジーをベースとしているので、教育キネシオロジー(edu-k)とも呼ばれています。全部で26個のエクササイズがあり、目的に合わせてその動きをすることで、目の前のことに取り組み前に進んで行く姿勢(頭と体、こころ)を整えます。元々は読字障害などの学習障害を抱える子どもたちのために、自身も学習障害を抱えていたアメリカの教育学者ポール・デニッソン博士によってつくられました。現在では80カ国以上でこのブレインジムが使われています。
最近ではテレビドラマ『ラストホープ』の中で医師に扮する嵐の相葉君がブレインジムをやっているシーンがあり話題を呼びました。このブレインジムのエクササイズは、幅広い分野で使われています。例えば、教育現場では授業が始まる前に教師が生徒と一緒にブレインジムをし、集中力を高め落ち着いて学習するため、読み書きをスムーズにするために使われています。また、学校の先生や医師が、発達障害や学習障害のある子どもたちに働きかけ成果を出しています。スポーツの世界では、ケガの予防やメンタルマネージメントとしてブレインジムが使われています。その他、医療機関や介護施設で、ビジネスの現場では目標達成やセルフメンタルケアとして、そして自分の夢を叶えるプログラムとしても大きく効果を上げています。
ブレインジムをすることで、「文章が読みにくかったのが読みやすくなった」「集中して取り組む時間が長くなった」「体が楽になった」「自分で作っている枠を自分で外していける」など、子どもから大人まで自分の中で起きた変化を多くの方から聞きます。私自身、ブレインジムを毎日するようになってからある時、ある特定の人に対して抑えることができなかったイライラの感情が、気づいたらなくなっている自分に気づきました。そしてその状態が元の自分であったことにも気づきました。ブレインジムは、本来の自分、ありのままの自分に戻してくれると感じています。そして「出来ない」「無理だ」を「やってみよう」「あ、出来た!」にしてくれます。
自分で目的をもって体を動かすことで変化に気づき、既に自分の中にある可能性を自ら溢れ出すことができる。これこそが、私がずっと求めていたこと。私にとってブレインジムは「生きる力が溢れ出す」。これを日本に広めるため、2011年6月から2012年3月までの9ヶ月間、キャンピングカーで日本を回り、その中で淡路島に出会いました。今年の夏、淡路島に「おのころハウス」をオープンし、発達や学習に困難を抱える子どもたち、自分らしく自分を生きたい大人たちへの個別セッション、講座を開催しています。「おのころ(自凝)」とは国生み神話の言葉で「おのずからかたまる」の意。ココロとカラダの自立をサポートし、生きる喜びと希望が溢れ出す、そんな場所を提供しています。近々、ブランコやハンモックなど思わず遊び回りたくなる「おのころハウス」を解放する『発達カフェ(仮名称)』を週一で始める予定です。ぜひ、みなさん遊びにきて下さい!
僕は10月30日に急遽、仙台で出張個人セッションをすることになりました。
午前の一枠が開いていますので、もしご興味のある方は灰谷まで御連絡ださい。
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■原始反射個人セッション
10月30日(水) 10:00~11:30
仙台市 青年文化センター
地下鉄旭ヶ丘駅そば
http://www.bunka.city.sendai.jp/seinenbunka/
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灰谷宛
haitani◎visionpartner.jp
(◎を@に変えてお送りください)
淡路島で発達支援コーチング、はいちゃんでした。
コーチングは宗教。
(とても純粋で、吸収力の高いクライアントさんでしたすごい!心から応援しています。)
その後、ある国家資格を目指す学生さんへのブレインジム講義の機会を頂きました。
こちらに伺うのは3年目。今年も呼んでいただいてありがとうございました。
皆さんの活躍が目に見えます、頑張れ!
そのあと、ある方にご紹介を頂いて、とある団体に自己紹介と研修企画のプレゼンにお伺いし、久しぶりに非常に不愉快な思いをしました。
「コーチングは正直言って嫌いです。宗教みたいだから。」
とか
「こんなダンスみたいなこと(ブレインジムのこと)をするんですか?」
とか
本当に失礼な奴でした。
僕も常識がないところあるんですけどね、初対面の相手に、自分が良く知りもしないのに知ったふりをして、相手がやっていることを批判するようなことをいうことだけはしないよう肝に改めて命じます。
担当者はさわやかなお兄さんでしたが、上司がこんなところとは、もし頼まれても仕事したくないな、と思いました。(向こうも頼む気はないですが)
昔は、こんな不快な思いをしても、「自分の方が未熟だから、足りないから・・・」とか自分を責めて我慢していたよなぁと思います。
昨日の体験からの学びと確認は、
・準備を十分にする。
・貴重な時間を取って頂いたのに、相手のお役に立つようなプレゼンを出来なかったことを素直に見なおし改善。
・いくら物知りでも、意識の低い方とは仕事しない。
・自分の信じる仕事を安売りしない。
・目の前の仕事を心を込めてやり遂げる(なんとなくやらない)
・体調管理を改めてしっかりする
それにしても、この
この
改めて、心を込めて一つ一つのお仕事を進めていきたいと、思う一日でした。
淡路島で発達支援コーチング、はいちゃんでした。