今年も横浜にて「ブレインジムフォーラム」を開催することとなりました。
2016年度のテーマは、「子どもたちの健やかなる成長のために」です。
発達や学習に困難を抱える子ども達の支援となる運動「ブレインジム」を
用いて保護者や指導者が療育活動や学習支援に楽しく取り組んでいただけ
るよう、4名のブレインジムインストラクターより提案する講演会です。
欧米では、発達障がいや学習障がいに対して、身体指向のアプローチを
積極的に採り入れていますが、日本ではまだまだ薬物による治療や心理
療法が多い現実があります。
脳の成長と心身のバランスを考えると、乳幼児期にこそ発達段階にそった
運動が必要で、楽しくシンプルな動きであることこそ、運動を継続できること
に繋がります。
今回は、誰にでもスグに取組みを始めることができるプログラムの紹介と
乳幼児への臨床事例を、ダウン症児の改善例、養護施設での取組みを
中心にご紹介します。
-ブレインジムフォーラム パネリスト紹介-
◆天田武志氏 ブレインジムの必要性について
横浜幼稚園協会での取組から
◆竹村文氏 ダウン症児の療育について
2歳女児のブレインジムによる変化
◆今道久惠 乳幼児への運動提案と事例報告
養護施設での取組みと運動紹介
◆山下貴士氏 スポーツとブレインジム
幼児期に育まれる動きの特性
申込用の専用サイトをご用意しています。
こちらより、どうぞ。http://www.geniuslove-event.com/
日程:2016年7月2日(土)
開場13:15~ 開演13:30~16:30
横浜情報文化センター6階情文ホール( 横浜市中区日本大通11)
入場料 2,000円
主催 一般財団法人 教育財団優愛
協賛 有限会社Genius Love、Ensemble
後援 日本キネシオロジー総合学院
主催の教育財団法人優愛は、医師や経営者による援助のもと、発達の遅れや
学習に困難を感じる子ども達を対象として、運動による教育的支援を行う団体です。
財団の理事である竹村文(フォーラム演者)は、ダウン症児の運動特性と心理
特性を鑑みて、ブレインジムを用いた特別支援を行っており、「低緊張」「足裏の
感覚過敏」「上半身と下半身の協調性の欠如」などの日常生活での困り感を
解消する教育相談を提供しています。
心身のバランスに加えて、脳の神経回路をより深くつなぐためは、机上の
トレーンニングに加えて、身体を動かすことが重要で、ブレインジムはまさに
身体活動により認知・情緒・感覚を支援する教育プログラムであると言えます。
臨床では、集中力の向上や夜尿の改善がみられるなど、シンプルな動きで
あるにも関わらず心理的負担もないため、医療関係者・教育関係者からも
注目が集まっています。
横浜情報文化センターに於いて、乳幼児への症例報告を中心としてフォーラムを
開催いたしますので、ブレインジムに初めてふれるかたも、お友達やご家族と
ご一緒に足を運んでください。特別支援教育や運動による心身の発達に関心を
お持ちの専門職のみなさまにもお知らせいただけましたら嬉しく思います。
専用サイト(http://www.geniuslove-event.com/)をご用意しています。
申込みフォームに、「M-55」と記載いただき、参加人数と連絡先をお知らせ
ください。追って事務局よりご案内をさせていただきます。