医師になって2年目にひょんなことから始まった、スキューバーダイビング。(始めたきっかけの記事はこちら 。)最初に行ったヤップ島でのダイビングに続き(ヤップの記事はこちら )、それから数年は、夏休みに世界中の海で潜るのが恒例となった。
誘って頂いたのは、横浜出身の泌尿器科K先生。最初のヤップ島でのダイビングで意気投合し、それから、数年はダイビング、その後、フランス、イタリアなどのワイン・グルメ旅行、最近の丹波マツタケ三昧と、毎年のように旅行する仲となった。
このご縁から、後にAMDAネパールこども病院の強力な応援者、「ダ・カーポ」 榊原まさとしさん、ひろこさんご夫妻とのご縁ができるとは、思ってもいなかった。「ダ・カーポ」は、ヒット曲「結婚するって本当ですか」や、はだかの大将の主題歌「野に咲く花のように」などで有名なフォークデュオだ。(その不思議なご縁については、また別に詳しく書いてみますね。)
K先生が企画する世界中の海でのダイビング。モルディブ、ニューカレドニア、タヒチ、フィジー。こう並べると、おしゃれな観光地かと思われるかも知れない。でも、K先生の企画は、おしゃれな観光地をトランジットし、そこから遠く離れた孤島に行くのが大好き。
モルディブではクルンバ村、ニューカレドニアではイル・デ・パン島、タヒチではボラボラ島、フィジーではヌクンバティ島。
モルディブ は、北マーレ環礁、南マーレ環礁といって、すべてが小さな島。行ったのは、マーレから船に乗って、離れ小島のクルンバビレッジに。
クルンバビレッジは、一周歩いて数十分の小さな島。島の周囲は、遠浅の環礁で、シュノーケリングでも本当に沢山の魚が見え、リーフエッジでは、ダイビング並みにたくさんの魚が見えた。
モルディブのダイビングは、ものすごい数の小魚たち。「このあたりが、色が黄色いなあ」と寄ってみると、無数の黄色い小さな魚の群れ。エンジェルフィッシュの縦じまの大きなカーテン。海の中がキャンバスになったみたい。小魚を見るなら、モルディブが一番かも。
ニューカレドニア の本島、ヌメアは、リトルフランスといわれ、とってもおしゃれな街。普通の観光客はここで南の楽園を満喫する。でも、そこでは1日だけのトランジット。離れ小島の、イル・デ・パンという小さな島へ。
ニューカレドニアでも、ちょっと変わったイル・デ・パン。鶏、牛も自給自足。変わった祭りやおまじない、遊びはペタング。絵に描きたくなるようなブルーのビーチ。ダイビングも、サメ、ナポレオンなどの大きなものから小さなものまで。夜は満天の星空と南十字星。
タヒチ でも、本島のタヒチ島を離れて、国内線に乗り継ぎ、ボラボラ島へ。最高の楽園といわれるボラボラ。ハイビスカスやティアレの花、マリンブルーの海。天真爛漫なこどもたち。
ダイビングも、大味。サメの餌付け、1ダイブに7匹のマンタレイ、ナポレオンにでっかいウツボ。シュノーケリングでサメに遭遇することも。
ダイビングするのもおっくうになるくらい、のんびり、のんびり。ビーチで一日ひなたぼっこ。水上コテージからのシュノーケリング、夜は水上コテージ真ん中の小窓から魚の餌付け。
極めつけはフィジー 。本島から国内線に乗り、さらに車で熱帯の密林を1時間30分。そして最後は桟橋から船で孤島へ。そこは究極の楽園といわれるNUKUBATI島 。
島の中には全部で7室しかコテージが無く、最大14人の客室。行ったときは島に4人の観光客のみの貸切状態。周りはホテル以外に人工の建築物は無し。太古の自然が色濃く残る風景。
ライフラインはまったく無し。電気は太陽電池。灯りはろうそく。水道水は雨水を浄化。そんな中での最高のおもてなし。
ダイビングをするのを忘れるほどの究極の楽園。2ダイブのみ。マリンブルーの海、真っ白の砂浜、夜は満天の星空。自然の中に身をおくだけで十分至福の時が流れた。
ダイビングから始まった孤島めぐり。人間も自然の一部だと体感できた。地球ってすばらしい。生きているってすばらしい。
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