頭痛を多く診察していますと、小児の頭痛が割と多いことに気がつきます。

特に、8歳以降の慢性頭痛患者さんが多く、小児神経をされている小児科の先生だけでは手が回らないせいでしょうか、非常に多くのお子さんが潜在的には悩まれて

いるのではないでしょうか?



小児神経をされている先生方で頭痛を主にされている先生方が少ないので、

患者さん方もどこにかかっていいか分からなく、お子さんが頭痛を訴えると、

  『サボっているとか?』

  『家の子は神経質だから』

といってあまり真剣に捉えられないことが多くあります。



このブログを読まれている方も、意外と小児期より頭痛があり困っていた方が多かったのでは

ないでしょうか?



小児の頭痛の診察には(急性の命に関わる頭痛は別として)時間を要します。

家庭での様子からご家族とご本人から詳細にお話を聞きさらに検査を詳細に行います。


ご家族の中には、そこまでしなくてもと思われる方もいますが、

小児奇形や、異常を見逃し学校の成績が悪くなったり、人間関係が上手くいかずその後の人生を大きく作用することもあり、人の頭痛とはまた違った診察を

必要とします


小児の片頭痛についても片頭痛の治療薬であるトリプタン製剤の使用については

製薬会社自身安全性の確立が少なく情報が少ないことも非常に問題です。


今後、頭痛を診ている医師が更に討議しなければならないと思う次第です。





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CTはコンピュータ断層撮影(computed tomography)の略で、

ご存知のかたも多いと思います。


原理としては、レントゲンを出す装置と受信する装置を体の回りで回転させ、

その時に変化するレントゲンの強さをコンピュータで解析するし合成する事により、

まるで本当に輪切りにしたかのような画像を作る装置です。



救急病院でまた、頭痛外来においては頭部CT、MRIなどは必要です。



そのため、CTがないと医療が出来ないぐらいになっていますが、

実はこれほど気軽に撮像できる国は世界中で日本だけです。

アメリカは費用がかかりお金を払えば取れますが、イタリア、スペイン、フランス、

イギリスでは台数が少ないです。



CTはただ撮れば良いと言うのではなく、診断をしなければいけないことは重要です。今回はその話は置いといて、



昔のCTは頭の画像を構築するのに15分位かかりました。原理としてはCTは輪切りの1枚を撮像するのに2分ぐらいかかり、輪切りを1つ撮像したら患者さんの台が少し動き、また撮像・・・・と言う感じでしかも画像の構築時間が遅く、頭の骨の影響からかきたない画像でした。しかし、今はそのレントゲン放出装置と受信装置のペアが幾つももあり、それがいっぺんに回りながら、そして患者さんの台も動きながら撮像します。ですからアッという間に頭のCTを撮る事も可能です。


レントゲン台を中心にレントゲンの装置がらせんを描くように動くのでヘリカルとかスパイラルCTと呼ばれており、それが今のCTの主流となっております。



レントゲン放出装置と受信装置のペアがあればあるほど綺麗に画像構築できるので、私ども医師は最新鋭の画像装置で診断したくなってしまうのですが、

費用が・・・・・


頭に関しては単純撮影では64列で十分に綺麗に撮影でき、3D-CTA(造影剤を用いて脳血管を立体的に撮影する方法)ではもっと細かい配列が個人的には思います。



最新鋭のは256列あるそうですが、最先端の医療をしているがんセンターなどが必要となりますね。


あたりまえですが、検査機械も大切ですが、

診断するには患者さんからの問診がとても大切です。

特に慢性頭痛の診断は患者さんからの情報を得る問診がカギとなります。



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私たち医師にとって患者さんの治療や診断方法を統一にするため、ガイドライン

と言うものがあります。

頭痛についてもガイドランというものがあり、これを専門医は熟知しなければいけません。


しかし、ガイドラインだけを知っていれば良いというものではなく、自分の専門分野や、他の知識も必要となります。

例えば、危険な頭痛の一つである、髄膜炎については診断は画像診断、診察、腰椎穿刺(髄液を摂取してくること)、治療方法から治癒確認まで必要ですから、

ガイドラインだけの知識ではとうていまかないきれず、さりとて医師免許証に必要な

国家試験レベルでは足りないですし・・・

経験と他の知識が必要となります。


ガイドラインというものがどんどん出てきて、色々覚えなければいけないことが

増えてきます。ガイドラインに則って、言い換えればマニアルに則って治療をしければいけないわけですが、このガイドラインもおおよそ5年ごとに改訂されるので

改訂直後は少し戸惑いがあったりいろいろと面倒なことがあります。


私も日々修行が必要です。



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