頭痛を多く診察していますと、小児の頭痛が割と多いことに気がつきます。
特に、8歳以降の慢性頭痛患者さんが多く、小児神経をされている小児科の先生だけでは手が回らないせいでしょうか、非常に多くのお子さんが潜在的には悩まれて
いるのではないでしょうか?
小児神経をされている先生方で頭痛を主にされている先生方が少ないので、
患者さん方もどこにかかっていいか分からなく、お子さんが頭痛を訴えると、
『サボっているとか?』
『家の子は神経質だから』
といってあまり真剣に捉えられないことが多くあります。
このブログを読まれている方も、意外と小児期より頭痛があり困っていた方が多かったのでは
ないでしょうか?
小児の頭痛の診察には(急性の命に関わる頭痛は別として)時間を要します。
家庭での様子からご家族とご本人から詳細にお話を聞きさらに検査を詳細に行います。
ご家族の中には、そこまでしなくてもと思われる方もいますが、
小児奇形や、異常を見逃し学校の成績が悪くなったり、人間関係が上手くいかずその後の人生を大きく作用することもあり、人の頭痛とはまた違った診察を
必要とします。
小児の片頭痛についても片頭痛の治療薬であるトリプタン製剤の使用については
製薬会社自身安全性の確立が少なく情報が少ないことも非常に問題です。
今後、頭痛を診ている医師が更に討議しなければならないと思う次第です。
ランキングに参加してます私の.ブログに 訪ねて来て頂いた方は
下のバナー(↓↓↓)を押してください、よろしくお願いします.