本日は頭痛に関してのチェックシートについて


頭痛に関しては自分の頭痛はどんな頭痛であるか?

漠然と分からないまま我慢していることが多いです。


頭痛の分類は約100種類以上あり詳細な分類などは医師に任せておいて

少なくとも自分はどんな頭痛であるか?チェックシートある程度わかることも

よいと思います。

当たり前ですが診断、治療については専門医にかかりしっかりと診断、

治療をされることをお薦めします。




頭痛外来を受診するにあたり頭痛診断をするには問診が非常に重要ですが、

十分な情報を得ることは診療時間から得られることは非常に難しいです。

そこで、色々あるチェックシートから頭痛外来で使われている4つのもの

  ①頭痛ダイアリー

  ②My 頭痛チェッカー

  ③マイダス (MIDAS; Migraine Disability Assessment Scale)

  ④ヒット6 (HIT-6; Headache Impact Test)

がありますが、日本頭痛学会は①②のみを取り上げており他のものは参考程度として取り上げてます。



頭痛ダイアリー頭痛をどんなきっかけで頭痛が起こるかを把握でき、病院などに来院した際に、ご自身の症状を医師に伝えやすい。医師としても、より客観的な症状によって的確な診断が可能 であり、頭痛のタイプに応じた処方や服薬のタイミングが改善され利点がある。

⇒ よろしければアトラゼネカHPにてチェックしてみて下さい。(http://www.zutsu-online.jp/diary/pdf/diary.pdf




My 頭痛チェッカー:日本人の片頭痛症例を統計処理して作された片頭痛のスクリーナーがあります.それによると,最適な質問項目の組み合わせとして

 ①日常動作での頭痛増悪,②悪心,③光過敏,④臭過敏が抽出されました. 2 項目以上で「ときどき」~「半分以上」と回答した場合の片頭痛の的中度は 91.2 %です.

⇒ よろしければアトラゼネカHPにてチェックしてみて下さい。( http://zutsu-online.jp/type/index.html



マイダス (MIDAS; Migraine Disability Assessment Scale) は片頭痛の障害評価尺度です.日常生活を仕事 ・ 学校,家事,余暇の 3 つの領域に分類してその不能状態を点数化してその合計したものを支障度として評価します.片頭痛に限らず,頭痛全般に有用であり,日本を含めた各国で翻訳されて信頼性,妥当性が検証されております。


ヒット6 (HIT-6; Headache Impact Test):

HIT-6 は,頭痛診断に必要な「痛みの頻度」,「日常生活への影響」,「社会生活への影響」,「患者さんの精神的負担」などの 6 つの質問項目をチェックすることにより,頭痛による日常生活への支障度を知ることがてきます.

⇒アトラゼネカHPから:(http://zutsu.jp/hit6/




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頭痛で悩まれている患者さんはどの様にして情報を集めているか?


静岡赤十字病院神経内科の先生が、外来患者さんにアンケート

を取ってその結果を発表しています。


最も有効な情報源として (複数選択可)

                 ネット:30.1%、

               知人の評判:19.6%、

          他の病院からの紹介:15.0%、

    院内の病院の先生からの紹介:11.1%、

              テレビ・ラジオ:3.6%、

                新聞・雑誌:4.9%、

               病院ニュース:1.6%

                   その他:14.1%

      とインターネットからの情報収集が多かった。

やはり、インターネットは患者さんの情報収集として非常に大事ですね。


その中で、群発頭痛の患者さんは54.2%がネットを参考するとのこと

生活支障度が高い群発頭痛で悩まれている患者さんは

ネットを利用されていることが多いそうです。


今度、また群発頭痛のお話もします。



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今日は頭痛診断についてお話します。


頭痛、特に慢性頭痛についてはここ10年で大きく診断・治療方法がかわり

私たち医師にとっても激動の時代にいると言えます。


特に2000年にトリプタン製剤という片頭痛治療にとって画期的な

治療薬が解禁になり長年、片頭痛で悩まれていた患者さんに

とって光の差すような治療薬であり、我々治療を行うものとしても、

魔法の様な薬であった。


しかし、けっして良いことばかりではなく片頭痛に特化した治療薬を

製薬会社を中心に使用することばかり推進し、他の頭痛に

する治療は非常におろそかになり、頭痛の患者さんに

不利益となってしまいました。

ネットでも片頭痛に特化した内容だけを配信している

ことが多くあり(私もなるべく特化しないよう注意してます。)患者さん

には同様に良くない結果につながります。


そんなことで、医師も頭痛に対する治療、特に慢性頭痛に対する治療

については非常に後手に回ってしまいっていることは事実である。


また、違うみかたをすると、慢性頭痛診断の難解な理由としては

頭痛診断治療は脳外科、神経内科、心療内科、小児科、

麻酔科などなと多岐に渡っており非常に広範囲の領域をカバー

しなければならなく、頭痛の程度も本人からの問診等を中心に診察を

進めなければならないため頭痛診療の普及しずらい思われます。

(そのため、言葉が悪いかもしれませんがいかがわしい民間療法が

蔓延してしまっていることも我々の反省点である。)


今現在、慢性頭痛診断をするにあたり頭痛外来が頭痛を診療している

先生方の啓蒙活動により少しずつ広まり、頭痛に興味をもつ医師

も広がりつつある。


頭痛治療、特に慢性頭痛に対する診断治療をもっと我々医師が

しっかりと研究、治療確立をしまい進しなければいけないと強く思

います。









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