頭痛外来とは別物で、救急外来に搬送されてくる頭痛患者さんのお話です。
頭痛外来では診察、画像診断予約(場合によって緊急)、
時に採血、脳波等々を行います。
そのためどちらかといえばゆっくりと診察、ゆっくり診断・治療ですが・・・・・
救急外来ではそんなことは無論いってられないこともあります。
まず、QQ隊からの一報、
『56歳男性、自宅にて突然の頭痛、その後、頻回の嘔吐を繰り返しており
救急要請』
『現在、意識レベルJCSⅡ-30( 痛み刺激を加えつつ、呼びかけを続けると
辛うじて開眼する )、瞳孔不同なし、麻痺なし』
『バイタル 血圧210/110 mmHg, SaO2(動脈血酸素飽和度):
3Lマスクにて100%です。』
そんな会話が私の行っているQQ病院では看護師から連絡がまいります。
今の会話であぁ~くも膜下出血かなぁ~??
受け入れを承諾し、何年たっても緊張をします。
早速、救急外来に行き救急車が来る前に色々と準備を行います。
点滴、モニター救急カート・・・・・・
救急車到着。
患者さんの気道状態、呼吸状態、循環状態、意識状態を
救急車下車時よりそばにいながら確認、すぐに点滴を行いつつ
正確な意識レベルをもう一度確認。
必要ならば降圧剤、鎮痛剤、鎮静剤を投与しつつ頭部CT室へ静かに・・・・・GO!!
私が研修医のころはこのくも膜下出血が病院に来ますと患者のそばに
べったりと張り付き2週間は家に帰れない状態が続きます。
患者さんも大変ですが新米医師にとってもこのくも膜下出血の患者さんを
何人も受け持つと地獄のような状態が続きます。
私が研修医の時は1ヶ月25日は病院に泊まっていました。
そんな危険なくも膜下出血の患者さんでなく、QQ隊から
『激しい頭痛のため救急要請』
『年齢28歳女性、・・・・・・』
病院に着てみてなんとなくくも膜下出血でないような雰囲気・・・
そんな雰囲気でものを判断してはいけませんが、雰囲気がなんとなくあります。
頭部CTを撮り、明らかな異常がなく。
患者さんによく聞くと
『以前より頭痛があり今回少し強い頭痛であったので救急車を呼んだ。』
とのこと、
くも膜下出血でないと内心はホットしてしまいます。
色々なことがあるのが救急外来で・・・・
オーバーな対応をすることはよくあります。
緊張する頭痛、そうでない頭痛、救急外来では患者さんのお話を効くより
画像診断が優先されることが多いです。
私の場合、頭痛の診察は趣味ですので、危険な頭痛でない判断したら、
その後患者さんとしっかりとお話をして頭痛診断をするようなるべく心がけています。
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