昨日はウィリス動脈輪閉塞症(もやもや病)英文の出版記念会が

都内であり私もご他聞にもれず参加させていただきました。


この本は私も微力ながら協力をさせていただき、

著者として名前をのせていただきました。


そんな自慢話はさておき・・・・・・・・


そもそもウィリス動脈輪閉塞症(もやもや病)とはなんぞや???


脳血管異常の病気で両側の内頚動脈(首のドクドク感じられる動脈)

が頭に入りその動脈の閉塞があり血管造影にてタバコの煙のように

もやもやした異常血管が両側に認められるものを言います。


ちょっと難しいお話ですが・・・・・・

用は大事な頭の血管が徐々に詰まってしまう病気です。(ちょっと略しすぎ?)


この病気の原因ははっきりしておらず、難病指定にもなっています。


そんな病気も頭痛を来たすことがあります。

頭痛症状として出現しやすいのは大人ではウィリス動脈輪閉塞症からくる脳出血

だったり、小児では頭痛症状を頻回に起こすことがあります。


①正常の頭蓋内の動脈(MRA)       ②ウィリス動脈輪閉塞症(MRA)

頭痛からの扉-正常MRI         頭痛からの扉-willis動脈輪閉塞症


お子さんですとハーモニカを吹いていて意識をうしなったり、

カケッコデ意識を失ったりすることが多く見られます。

大事な動脈が徐々に閉塞することにより脳に栄養を与える異常血管が

呼吸を多くすることにより収縮してその結果意識を失ったり、頭痛を

訴えたりします。お子さんですと成績が悪くなってきたりすることもあり

頭痛専門病院で見つかることもあります。

大人の場合ですと、脳の脆弱な異常血管から脳室(髄液を造り出すへや)に

出血することが多く見られます。


下記の症例は最初に頭痛があり症状が進行し意識障害で搬送された症例です。

中心部に白く見られるのが脳室内に出血している画像です。


        頭痛からの扉-willis動脈輪閉塞症CT


こんな病気ですが、出血する前や脳梗塞を起こす前に発見し手術にて

治療する方法もあります。


たかが頭痛、されど頭痛です。


以前からもうしてますが、頭痛患者さんは10人いれば10人とも違います。


頭痛を診断するにあたり頭部CT、MRI・MRAは私たちにとって聴診器みた

いに使います。



頭部CTは医師になり3-4年もすればある程度細かいところまでCTを

診ることが出来ますが、しかし、頭部の検査をしたからといって直ぐに

診断が付くわけでもなく、頭痛を診断し治療をするには年数を必要とし

危険な頭痛から慢性の頭痛まで多岐に経験をし診断、治療をしなけ

れば分からないこともあります。(まだまだ、私も修行しなければな

りません)


頭痛は多くの原因が絡み合い頭痛を引き起こしていることの方が多く、

単一の原因が頭痛を引き起こしていることは少ないです。


片頭痛の患者さんは生涯同じ頭痛症状がおこるわけではなく季節により

頭痛症状も変わることもあります。

秋口や春先など緊張性頭痛の様な症状を示したり、年齢を重ねていくと

頭痛の頻度程度・部位など変わってきたりすることが多々あります。


慢性頭痛の方の治療方法はある程度確立されていますが、

個々の頭痛に対しそれぞれオーダーメードをしなければならないと思っています。


そのため薬の評価や治療方法、治療指針について若干の変化、バリエーションが

生じます。頭痛で寝込んだ入り、仕事にさしつかえたり、学校を休んだりするような

ことがないよう頭痛治療として頭痛治療薬、予防薬、指導を行っています。


危険な頭痛はさておき、慢性頭痛はあせらず治療が出来ればと思います。





ランキングに参加してます私の.ブログに 訪ねて来て頂いた方は

下のバナー(↓↓↓)を押してください、よろしくお願いします.

     にほんブログ村 病気ブログ 頭痛・片頭痛へ
      にほんブログ村

プログを見ていただき有難うございます。


多くの方に現在悩まれている頭痛と少しでも良い方向へ向ければと思い微弱ながらブログを更新しております。


当ブログにて頭痛で悩まれている方から直接ご相談がありますが、その中で現在の投薬内容や診断・治療方法、現在の治療内容の正当性についてのご質問など

は控えさせていただきたくお願いいたします。(ゴメンナサイ!!)


また、どの様な科にかかったらいいか、もしくは頭痛外来にかかりたいがどうしたら

いいかとのご質問も多く、つきましては私も所属している、日本頭痛学会のHPにあ

る専門医一覧(http://www.jhsnet.org/ )を参考にしていただきたくお願いいたしま

す。


自分の住んでいる地域に専門医がいない場合には、脳神経外科もしくは神経内科の専門医にご相談いただくますよう重ねてお願いいたします。


引き続き頭痛に関してよりよい情報と分かりやすい内容の提供ができるよう

日々鍛錬してまいります。