頭痛分類は全部で268病名もありその全ての頭痛に対し危険な頭痛とそうでない頭痛を分け

しっかりと頭痛診断をしなければなりません。

ですが、外来で診察をしていてうまく患者さんに伝わらなかったことは多々あります。


頭痛診断を下すには1度だけの受診では診断が出来ないことがあります。


そのために頭痛ダイアリーや詳細な問診が必要となります。


本日、受診された患者さんは、頭痛症状が1週間前から出現中々完全されないので

来院とされました。


ご本人曰く、今回が初めてストレスを感じた頭痛症状であり、どうして頭痛が出現するのか

不安な様子でした。


色々とお話をさせていただきましたが、頭痛が強いので

直に診断をしてほしい!!と

強い要望があり、

そんなに血圧も高くないし神経所見も頭痛以外には認めれず、

一応、万が一悪玉頭痛も孝与して、頭部MRIを特別に同日施行。


早速画像診断を・・・・


特に異常所見は認められず。


ご本人は「何で頭痛があるのかそれを知りたい!!」

と少々怒り気味!!!


私も今回初発でありしかも2次性頭痛など命に関わる頭痛の可能性は非常に

低いと何度も説明しても、納得していただけず。


何回か通院や頭痛ダイアリーを付けないと診断が出来ない。

と再三説明しても、ご本人は納得がいかない様子。


頭痛のメカニズムから考えられる頭痛などお話しても、怪訝な顔つきで

お帰りになりました。


私も痛みを完全にとってあげるなければいけないことと、

患者さんにしっかりと、頭痛診断は場合により1回では診断できないと

伝えられなかったことは

非常に残念であり、自分の努力不足を痛感させられました。



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今日はICLS(突然の心停止に出会った時にどのように対処すべきか、というコース)の事前勉強会です。


心肺蘇生は日常出くわすことが少ないですが、救命医師としては常に準備をしておかないと

いけないです。

そのためには休日や仕事が終えてからボランティアで参加しております。


今日もそんなこんなでICLSの準備のため遠方の病院へ!!!

そこで、驚きの事実!!!!


新しいシュミレーションの人形が設置されております。



                        頭痛からの扉-2

おっ、おっ、、、、、、、


ハシタナイですが、1体お幾らするのでしょうか、

今日は業者 の方々もいましたので、お聞きしたところ、

業者 :『1体300万円です。』

業者 :『以前のものよりかりよくなっています。』

   『モニター、人形、コンピューターなど全て込みで300万円です。』

   『先生、どうですか?』

私:『・・・・・・・・・』


何がすごいか?

 胸部の左右違って挙がったり、心臓音、腸音が病的を含め幾つも聞こえたり、脈が頚動脈やソ径動脈

などなどで触知出来、声も出れば、呼吸音も色々出来、さらに人工呼吸のための気管内挿管も出来、AEDや徐細動も出来てしまい、その他も、色々あり書ききれないほどのことが出来る素晴らしい人形です。


1家に1体、、、、、、とは言わずとも1病院に1体くらいほしいです。

ですが、そんな予算は普通の病院ではなく、今回も教育のため大学病院で購入したようです。

しかし、上には上がいて1体1300万円のシュミレーション人形があります。

私も以前それで学びましたが、触ることが怖く恐る恐る私用させていただきました。

医療教育には人、物、時間、お金がかかります。。。



                頭痛からの扉-1adobannsu


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頭痛がするため脳外科や近医の診療所にかかることは多いです。


先日お話したように脳外科医は手術疾患を診察することが得意であり慢性頭痛については

やや後手な面があります。


私も脳外科にて学び神経救急を得意とした医師ですので身内のことを悪く言うのは心苦しいですが、

それが現状です。

ですが、日本頭痛学会が頭痛専門医を世に生み出しそれに伴い、教育体制を

作り出し、確立されつつあることは、頭痛で悩まれている患者さんにとっては朗報であり光が当たる

部分でもあります


特に頭痛医師方(大御所)がマスコミなどで盛んに頭痛の治療や対処方法など

発信し頭痛との付き合い方や対処方法伝授し啓蒙していただいたことも非常に

良いことです。


2000年にトリプタン製剤が販売され、片頭痛・群発頭痛の頭痛治療に大きく変化を与え

さらに、2005年10月に第12回国際頭痛学会が京都で開催されると供に、同年

頭痛治療のガイドラインが厚生科学研究班編集で作成され世に出たことにより

頭痛診断・治療が急速に広まりました。


その恩恵でこの頭痛を中心としたブログもさせていただいております。


本当にこの10年は頭痛治療にとって激動の時代といえると思います。

lこのブログを読まれている方で頭痛で悩まれているようでしたら、是非私の

過去のブログも眼を通してみてくださいきっと役に立つと思います。


ちなみに、過去に反響があった記事です。

   梅雨と頭痛




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