The man who would be Trump (1) | 英語学習雑感ブログ

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社会人、超難関大学の難易度レベル

 

 

第1パラグラフ

Joe Biden was talking about the United States when he warned, on September 1st, that “Democracy cannot survive when one side believes there are only two outcomes to an election: either they win or they were cheated.” He might as well have been talking about Brazil.

 

 

第1文Joe Biden was talking about the United States when he warned, on September 1st, that “Democracy cannot survive when one side believes there are only two outcomes to an election: either they win or they were cheated.”

この文はJoe BidenがS、was talking aboutがV、the United StatesがO、whenから文末までがMという構造になっています。Mの中を詳しく見てみると、heがS、warnedがV、onから1stまでがM,thatから文末までがOという構造になっています。

このwas talkingで、when節の内容の解釈を表すという例のprogressiveの使い方がなされています。

「バイデン大統領は、9月1日に『民主主義は、片側の人々が選挙に対しては2つの結果しか存在しない、それは自分たちが勝利するかあるいは自分たちが騙されるかのいずれかである』、と信じるときには、存続し得ないと警告した時、彼はアメリカについて語っていたのである」。

 

第2文 He might as well have been talking about Brazil.

この文はmight as well A as Bの構造が適用されており、as Bの部分は省略されています。

このイデイオムは「BするくらいならAするほうがましだ」と決まりパターンのように訳されますが、as well asの原級比較なので、「Bするのと同じくらいAするのは妥当かもしれない」というのが本来の意味です。

「彼はその警告を発したときに、(実際にはアメリカについて語っていたのだが)、ブラジルについて語っていたとしても同じくらい妥当なことであったかもしれない」。

この文は「なぜそうであると言えるのか」という疑問を喚起し、その疑問を解消するような議論展開がその後に行われていることが確認できるので、topic sentenceであると判断することができます。

 

 

ここで第1パラグラフは終了です。このパラグラフには、対応するsupport部分が一切含まれていないので、supportの役割を果たすパラグラフが2つ以上後続することが予想されます。