輝きの向こうにあるもの
世界で続く戦争を「闇」と呼ぶならダイヤモンドの輝きは「平和」を願う心の象徴ではないでしょうか。ひとつの石が光を返すように人は争いのな かでも希望を見つけようとします。大切な人への贈り物や人生の節目を彩る輝きには幸せが長く続くようにという祈りが込められています。しかし戦争もダイヤモンドもそこに至るまでに大きな対価が払われています。戦争では命や故郷明日への希望が失われる。ダイヤモンドの美しさは採掘に携わる人々の労働産地の社会が抱える課題美しく輝くために働く職人多くの隠されたものがあります。高価であることが必ずしも輝きの価値を保証するわけではありません。だからこそ私たちは何に対価を払いどんな未来を選ぶのかを考えたいと思います。平和の象徴を手にするならその輝きが誰かの努力や苦労の上に成り立っていないかにも目を向けてみるとその価値をより深く見出す事が出来ます。闇を遠ざけるのは石の光だけではない。命を尊び、背景を知り平和を選び続ける一人ひとりの意思こそが世界を照らす輝きになると私は信じています。