【書評】★★★★☆
横浜DeNAベイスターズ社長の買収後5年間でどのように改革を実施し、観客動員&売上をアップさせたのかが書かれています。
若くしてとても良い視点を持ち、行動力がある経営者だと思いました。
ベイスターズ及び、横浜の街は良くなって行くんだろうなと思います。
マーケティング要素の内容多々あり、ガッツんと頭を叩かれて感じで、自分の中でスッキリしなかったのは、その考えが無かったからだと思い知らされました。
また横浜の街中、駅で見かけるポスターやコピーなどの見方も変わりました。
まぁ、半分以上がベイスターズを再生させた自慢話しです(笑)
USJ 森岡さん同様、この本もベースターズマーケティングの施策のひとつで、まんまと引っかかった私ではあります。
今年は、ハマスタいけなかったですが、来年行くのを楽しみにしています。
そして、2016シーズン初のクライマックスシリーズ進出おめでとうございます!
参考になったメモ
・ストーリーとは、商品と顧客をつなぐもの
・①コミュニケーション
②経営の革新性・透明性
③ブランディング
これらを絶えず進化を繰り返すこと
・今、何を求めているか?本質的な欲求は何か
・顧客のハートを魅了する情緒的な何かを想像して
興奮し驚愕し感動するエンターテインメントやストーリーを提供する
・考えるだけではなく、生み出さなくてはならない
・絶えず「進化」を繰り返すこと
・データの先にあるもの、非連続なもの
・効率よく、かつ的確な分析ができるかどうかはセンス次第
・顧客の想像を膨らませ、関与度を高める「共感可能な何か」
多ければ多いほど顧客の共感が高かまるもの、それがストーリー
・新しいことをやりたい、世の中を驚かせたい、みんなを楽しませたい
そんな思いと行動力がマーケット拡大への糸口になる
・ストーリーは、作れる
・広告の大原則「媒体 x メッセージ」
・媒体の特性を理解して、投げかけるメッセージを構築する必要がある
・”デザイン”より重要なものはない。クリエーターとの付き合い方
・誰に頼むかではなく、「どう頼むか」
・読ませるのはX、見て直感的に理解出来るのが○
・メディア側に「あなたのやっていることをもっと知りたい
そしてその背景や考え方を伝えたい」と思ってもらえること
・顧客データを徹底的に収集し分析可能にすること
・物理的距離と精神的距離
・「無駄を許容する」無駄は未来を創造する
・多くに人に共感してもらえるよう、一つひとつの言葉の選び方や
表現の仕方、媒体とメッセージの組み合わせかたなど、
コミュニケーションのありとあらゆることに気を配らせる
・デザインに徹底的にこだわる
・少しでも多くのひとに伝わるようにする
・人々の期待値を超えるものを提供し続ける
・ありとあらゆる努力をする
・おもしろくなければ、楽しくなければ、新しくなければ
口コミは起こらない
・常にしっかりとした意思を持つ
・いつもオンリーワンの存在を目指す