雲間からお日様が下りたって辺りを照らし始めています。
何時もと何も変わらない穏やかな日曜日の朝でした。
ゆったりとコーヒーを片手に部屋の当たりを見回すと目に留まったのが陶器のお人形。
これらを買った時の事を思い出しました。
そうあれは長女が15歳の時だったと思う。かれこれ27年前の事。
自宅で工業用のミシンで皮の製品を作り仕事をしていて下の娘はまだ3歳。
出掛ける事も殆ど無かった時代でした。
長女が表参道に一緒に行こうと言って行った時の事です。
それまではあまり親子関係とか気にも留めていなかったなぁ~
途中で道に迷いどうしようかなぁと考えていると娘が「お母さんちょっと待って、ここに居て、今聞いて来るから」えっ!えええっ!
今までなら私が言う言葉を娘が言ったんです。
何か一抹の寂しさが襲い掛かりました。
娘の成長に驚くと共にこうして親離れして行くのだなぁ~
これからは娘は自分で道を切り開いて行けるようになったのだからそれを見守る側に私はなるんだと思った日でも有りました。
何だかじーーーんと嬉しさと寂しさの入り混じった複雑な気分でした。
もう27年も前の人形、一度腰の所からポキンと折れて接着してます。
この人形を見ると思い出すエピソード
あれから娘2人・息子と子育てを終わりましたが親離れして行く子供を見守って子離れ上手く出来たのでしょうか?
今は夫婦二人に戻り平々凡々の生活
子供達から何かにとお祝いを貰う側になって子供に恵まれた事に改めて感謝です。
白い鳥さんはロサンゼルスからでしたね!
こうして眺めていると幸せなんだなぁ~
何となく感傷に浸った朝でした♡