『現代人間社会に対する大きな挑戦と問題提起』
~欲望と分断のハザマにゆれるコロナ騒動下の日本~
結果的に今回の新型コロナウイルス感染問題やワクチン接種問題は我々に対して、良くも悪くも様々な問題提起をなげかける結果となり、今後ウイルス感染症以後の世界は大きく社会転換する分岐点となり得るトリガーとなってしまいました。
社会的に今回の問題を切り込んでいくと、「陰謀論」が多く展開されていますよね。
そこでまず初めに・・・人、つまり我々人類(ホモサピエンス)の特性を理解する必要があろうかと思われます。
2.陰謀論 ネットの普及で様々な情報が手に入る。そしてコロナ騒動後も数々の陰謀論が展開されていて人々を不安に落としいれていますよね。我々は何故コロナウイルス陰謀論やウイルスそのものが存在しない論・新型コロナは感冒である論・DNA細菌兵器論・ワクチンマイクロチップ論などに惑わされるのでしょう?・・・答えは判りませんが、推論ですが少なくとも我々人間はバイアスがかかった偏った志向をし易い生き物であると考えられますよね。頭が良すぎるの故に。 更に、まじめに勉強すればする人達程尚更にこのトラップに陥りやすい傾向と言えると思います。
例えばここに3人の人がいて、
Ex ①Aさんは地球は青いと思っている
②Bさんは地球は赤いと思っている
③Cさんは地球は白いと思っている
と仮定する。そこで3人に様々な情報を自覚的にも他覚的にも与えるとしたらば・・・・。
様々な論文や書籍や報道、人からの言い伝えであったり・・・歴史認識や化学・物理・宗教・オカルトや云々かんぬん等の情報など。
結果は、Aさんは「地球は青い」という情報によりフォーカスしやすい。で、地球は青いという情報を多くしかも無意識でいつの間にか取り込む事が多くなってしますはず。他の2人も同じである。
つまり人間はそういう、習性・頭脳志向にそもそもなっているのではないか?(個人的推論であり(~_~;))
我々人間は志向的にバイアスがかかりやすい特性を持っているということです。 例:カルトに引っかかってしまう等
これは 専門的には≪認知バイアス≫というらしい。
また更に、人は他人と、何がしか差別化を図って自分を無意識に特別化してしまう習性がある生き物です。
わかりやすく言うと知識のひけらかしをしやすい。(私もよく天狗に化けますし、よく木にも煽てられ登ります)
特別視するが所以、代償として他者に対し「妬み・恨み」などを気づかずに芽生えさせたり、自我意識過剰になったりしてで自分以外の他人との差別化を図って生きる動物なのかも。尊敬や人への優しさと裏腹な感情を持つ多面的生命体がヒューマンなのでは?!
だから「自分だけが知っている!とか、世界は・・・なんだ!」という陰謀論や都市伝説的な裏情報などが自分のフォーカスに少し引っかかるだけで受け入れてしまい、自分でもややもすると偏向志向に気づかない事になるのでは。(あくまで個人的推論ですよ)
Ex.ファイアザーの元副社長 マイケル・イートン氏の告発は内容が本当ならば大問題であるが、果たして妬み恨み・自己顕示欲はないのでしょうか?? 何かの腹いせなど・・・
今回のコロナ騒動でも、「有名製薬企業が儲ける為に仕組んだ架空のウイルス」 「人々を管理する目的のワクチン」
やロックフェラー・イルミナティ・ユダヤ・宇宙人説等」様々な陰謀論をたやすく受け入れてしまう因子となっているのではないでしょうか?!
図引用元:
「世界を支配している支配者や特権階級ってホントにいますかねぇ?!」
でも冷静になって皆さん、自分を客観視して考えてみて欲しい。
今回の新型ウイルス問題が各種陰謀論だと訴えている人達の多くの論理は、あたかも突飛偏向的でまさしく 「白人は優秀で綺麗だ。しかし黒人は馬鹿で汚いから使用人でいい」などと言っていたりするトランプ的白人至上主義者と何ら変わりない事に気づくのではないでしょうか。 飛躍しすぎですか?
一握りの上級国民やお偉いさんと多くの貧しき民という、僻み意識が(妄想の)根底にあったり。
自分は特別なんだという自意識過剰な特別感を勝手に生み出しているだけの錯覚であるかもしれませんが、どうでしょう?
医学論文も数年後には訂正されたり削除されたりと論文も実は疑わしいこの現代社会でフェイクニュースもカオスで真実の情報を見定めにくい状態に出るべくして発生した新型コロナ感染症問題。