序:今回の新型ウイルス感染症について考察をまとめてみます。 2021,5,18
本題: 『現代人間社会に対する大きな挑戦と問題提起』
~欲望そして分断のハザマにゆれるコロナ騒動下の現代日本~
但しこれはあくまで私の個人の考察の備忘録として、述べるものであり一個人の偏見に満ちている可能性は排除できないので、その点を勘案すべきであると心得ますのであしからずご了承頂きたい。現時点で何が正しくて、そうでないかは個々で判断するしかないと思われます。新型コロナ感染症問題は専門家でも多くの事が不明な点もあり、各論者の推進派・反対派・楽観派・陰謀論派等満ち溢れる情報がどこまでが正しくて、どこからがフェイクリポートなのかを、個人でいかに嗅ぎ分けていけるか?!困難ですよね。
主題 1.感染症・検査 2.陰謀論? 3.ワクチン接種から分断論
1.感染症・検査
今回、日本では未経験の有事事態であるCovid-19感染症問題ですが
初めて体験するウイルス感染症について何をこんなに我々を恐怖に陥れているのか?まずウイルスは目に見えないし粒子も小さいのでリアルな実感がわきにくい上、連日メディアが不安を増長させる情報を垂れ流ししてネガティブキャンペーンを繰り広げているから?!
昨年などは判っていない事だらけでした。ダイヤモンドプリンセス号から、まさか第4波まで。リアルな現実が日々展開。
今回のいわゆる第4波流行期は感染力が強いとされる英国株によって大阪・兵庫は爆発的な感染拡大地域となり、私自身も『第4派は昨年からの中で一番警戒すべきパンデミックだな』と気を引き締めていました。私は医療従事者であるのでサイエンスベースでのウイルスの情報や感染症専門家の著書などをこまめにチェック・Readingしていたのを更に加速度的に深くWatchしていきました。
基本的にこの感染症は ①飛沫感染が主 ②一部接触感染も有 ③まれにマイクロ飛沫による空気感染も有 ④不織布マスクは飛沫拡散防止効果はあるが隙間が大きい⑤感染者の多くは無症状か軽症である ⑥一部の1割から2割程度は重症化するが多くは無症状であるが所以に無症状のウイルス保菌者が市中感染を拡大している可能性有。 ⑦陽性者は基本隔離される為一般の人々からすると状況を可視化できない為、パンデミックを認識しにくいなどの、基本情報からサイトカインストーム・血栓症多発・Spo2低下で重症化しやすい可能性や後遺症の問題など、医療情報も当然含めて各感染症専門家からの発信情報や著書など見ていく中でPCR検査のある疑問点にぶち当たる記事を見て驚愕しました。
その記事は こちらの記事中の 「PCRが陽性でもウイルス量が非常に小さい人は、あまり他の人に感染させない」という部分です
みなさん知ってました?この事??
つまりマスコミで連日報じている各都道府県なり全国なりの陽性者数とは、PCR検査で陽性となった人ではある。がしかし、陽性者でもウイルス量が多い少ないで、他者に感染させる力に違いがあるというなら、この今の混乱はまさしく基準となる感染者数で見ていてはダメということである。
おかげで・・・ (私的に、一気に頭をクールダウンさせる事が逆にできたが)
つまり感染者数を基本に感染拡大を認識すべきではないのかも。。。と思い始めたから。
そもそもPCR検査の陽性率は70%ほどと言われる。偽陰性が約30%出る検査であるので感染症臨床専門医の 岩田健太郎著「僕がPCR原理主義に反対する理由 」 インターナショナル新書 にあるように検査絶対主義であってはならないと思ってきたが、まさかウイルス量による感染リスクの問題は視点が欠けていたのである。
そこでPCR検査について調べて行くうちに西村秀一医師のファイルが大変参考になったのでリンク致します。必読です。この方は国立病院機構仙台医療センター臨床研究部ウイルスセンターのセンター長で、まさしく日本のウイルス専門家の数少ない一人であるので信頼はおけそうだ。
https://genryu.org/corona/files/pcr.pdf
ここでは西村秀一氏も岩田健太郎氏と同じく「PCR検査の限界や意義について」述べられておられる。(2020年4月頃のファイルのよう)
このファイルでなんとなく Ct値なる用語がでてきているが、そもそもPCR検査は遺伝子の断片のDNAを増幅させてみる確立された検査であるのは知っていたが、世界の国によって増幅させる回数に違いがあるという事が以前から疑問であった。(私は感染症専門医でもないしそもそも医師でもないので)
この西村秀一氏のファイルを補足するようなブログを見つけたのでこちらもリンクしておきます。この説明のブログも必読です。
大阪の豊中の開業医で金城 信雄医師の2021年1月のかねしろクリニックのブログ 「PCRの問題に関して改めて考察してみました」より
要約 PCRのCt値は日本では40~45
10~1,000程度の遺伝子の欠片で陽性判定となる
その陽性判定はウイルスの活性や非活性の有無は問題
ではない
検体採取の上手い下手や偶然性がPCR検査判定に関与
する割合は大きい(咽頭および唾液採取で同じ)
小まとめとしては、上記理由から「全国の今日の新規陽性者数」はパンデミックを評価する情報には無理がある。
活性化するウイルスを多く持っているスーパースプレッダーを探す事が最優先事項であるという事を強く思いました。
そこら辺をどこで情報を得ようか・・・
・・・と、何とそれをまさしく実践している自治体があることを偶然知った。BSの報道1930という番組で5月17日に方法していた。鳥取県である。
県知事の平井氏もこのスーパースプレッダーを検知してその人の周りを徹底的にPCR検査していく方式を説明していて、実に理にかなったやり方のように思えた。鳥取大学医学部教授 景山誠二氏が対策に関与しているらしい。分科会や官邸さらにメディアに出演される自称専門家の先生もこの問題をもっと認識すれば経済を止める〇○宣言などもっと規模を縮小して実施できたのではないかと思っています。