痛みのメカニズム5 疲労物質と疲労回復物質! | 「ボディリセット直。」のブログ

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台風の接近に伴い、広島でも雨が降っています雨

台風の進路にあたる地域で十分な注意をしてください。


さて、いよいよ痛みのメカニズム最終回です!



疲労物質といえば、みなさん「乳酸」を思い浮かべると思います。筋肉痛の原因と言われているものですね。


筋肉痛は損傷した筋肉繊維を回復させる働きの中で生じる(だから時間をおいて起きる)炎症であって、筋肉の疲れではありません。

筋肉の疲れだったら使った直後から起きます。

いわゆる肩こりがいい例ですね。

たとえば長時間の同じ姿勢などによって筋肉(筋膜)が持続的に過緊張状態になります。すると、組織液の循環障害が起きます。そして細胞に酸素や栄養が行き届かなくなると、疲労物質が蓄積して痛みやコリを生じ
ます(慢性腰痛も同様ですね)。

その疲労物質とは以前なら乳酸とされていました…私も以前は、そう思ってました。


が、しかし
最近(2001年頃から)はその説にいくつかの反証が報告され、乳酸は筋肉疲労回復物質(クエン酸回路によって乳酸が分解されエネルギー物質のATPを生成する)で、むしろカリウムイオンが「疲労に大きく関与している物質」とされているのです。

なぜカリウムイオンが疲労に関係しているのでしょうか?

なぜ疲れた体には乳酸が溜まっているのでしょうか?


酸欠状態になると、本来は細胞内に多いカリウムイオンが細胞外に出て行ってしまいます。本来中性の細胞外液(細胞間質液)は酸性になります。当然、筋肉の収縮能力が低下します。筋肉の酸欠を補うために、酸素のかわりに乳酸が使われる…

だから疲れた体には乳酸が溜まってるコトになるんですね。


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つまり「乳酸は疲れの原因ではなく結果なのだ」と言えますね。

疲労物質の正体は、この細胞外へ流失した「カリウム」ってことになりますビックリマーク


長々と説明してきましたが


慢性的な痛みや疲れ、コリ、しびれの原因は、体液(細胞間質液)の滞りによる組織(細胞)の酸欠状態(酸素や栄養が細胞に行きとどかないこと)が原因と考えられます。


つまり慢性痛や疲れ、コリ、しびれを改善するためには、この体液(細胞間質液)の滞りを解消することがとても重要だということになります。



もし、あなたが痛みでお悩みあれば

ぜひ、当院にご相談ください。



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