ボディリセット直。
から、こんにちは
またまた、ちょっと難しい話になってきましたね。
組織(細胞)の酸欠状態を理解してもらうためには、細胞がどのように酸素を受け取っているのかについて知る必要があります。
解かりやすく説明できるかな~?
人間の体には60兆個もの細胞があると言われています。そしてその一つ一つが血液から酸素と栄養分を受け取り、酸素で栄養分を燃やし(酸化させて)エネルギーを得て生きています。
体全体が健康であるということは、体中の一つ一つすべての細胞に酸素と栄養素がいきわたり、順調に「酸化反応」が行われているということです。
しかし、もし体のある部分の細胞に酸素や栄養分が運ばれなくなり、酸化反応が行われなくなったらどうなるでしょうか。そこでは、それらの細胞自体が傷ついてしまい、いずれ死滅していくことになります。
酸欠による慢性痛は、まさに「細胞の叫び」なのです。
それでは
細胞はどのように酸素や栄養を受け取っているのでしょうか?
身体の中にはさまざまな体液が流れ、これらが循環することによって、身体を維持するために必要なものが必要な場所に届けられています。
どうやって循環しているのかを簡単に説明すると
まず血液が、肺から出て心臓や動脈を通り、赤血球と結びついた新鮮な酸素を運びます。酸素の多くは、血液中の赤血球に包み込まれています。そして、血液が細胞間へ向かう時に、赤血球と酸素は離れ、血液中に含まれる酸素や栄養素が細胞間質液(細胞を浸している液体)として動脈から浸み出て、各細胞へ届けられます。
細胞内では届けられた酸素を使ってエネルギーが作り出されます。細胞を活性化させた後には酸化物などの老廃物ができ、そのまま細胞間質液を流れ、リンパ管へとたどり着きます。酸化物を含んだリンパ液は、リンパ管を通って静脈へと運ばれていきます。
このように細胞間質液は、新しい酸素や栄養素を細胞に届ける役目と、老廃物を運び去るという二つの大切な役割を果たしています。
この細胞間質液の流れの滞りが、細胞(組織)の酸欠状態です。
さらに、この細胞の酸欠状態は疲れやコリ、しびれも引き起こします。
次回タイトル:
疲労物質と疲労回復物質!
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