禁欲修行を始めてというものの、早寝早起き、トレーニングをベースとした規則正しい生活のルーティン化に成功したが、この生活スタイルのスタートとなったのが、オナ禁1stシーズン初期に感じた、謎の「衝動」である。
あの時は、突然襲われた肺炎で自分の過去を振り返ったこと、長渕剛のライブに参加したこと、それらをきっかけに、何故か謎の「衝動」が沸き起こってきて、そこからさまざまな行動が生まれた。
基本的なことでは、その時の「衝動」を起点に、上述の通り生活習慣を正すことができた。そして2ndシーズンには新たな目標を抱く、ということができた。その「衝動」が起点となって、きっとこれが世のオナ禁界隈で言われる「スーパーサイヤ人効果」というのだろうな、というような、ハイテンション、怖いものなしのメンタル無双状態が数週間続いた。
そして、昨日。これはもしやあの時の、「オナ禁によるスーパーサイヤ人効果の初期症状か?!」と思われるような「衝動」を感じた。
昨夜は、妻子が実家に行って泊だったので、私は近所の行きつけの居酒屋に行き、もつ鍋を食いながらビールを飲んだ。カウンター越しに見える、礼儀の正しいバイトのスリランカ人に、優しく所作を教えるママとのやりとりが微笑ましい。仕事のストレスで萎れ切った心に、もつ鍋の優しい味と共に店の雰囲気が、心に染み入る。
帰り道、コンビニでコーヒーを購入し、わずか5分ほどの道のりをワイヤレスイヤホンで音楽を聴きながら帰る。たまたま流れてきた曲は久石譲の「Kids Return」。…聞いた瞬間、何故だか知らないが、体の奥からムラムラと、衝動が湧いてくる。動きたい…!!と。とにかく何か行動を起こしたい!
帰って、走りに行こうかとも思ったが、酒を飲んだあとなので無理だなと思ってやめた。とりあえず、誰もいないリビングで拳立てを300回した。スッキリした。それでも衝動は止まらない。洗濯物を洗濯機にぶち込み、その間にスーパーへ。野菜やらカレー粉やらを買ってきた。腹は減ってもいないが、野菜をザクザクと切り刻み、煮込む。食いもしないのに、深夜にカレーを作った。そして、洗濯物を干して、乾いたものを畳んで収納。そこからクイックルワイパーで、床掃除をして、寝たのは久々にテッペンを越えて一時半だった。いつもは9時には寝てるのに。
今朝は5時半には目が覚めて、冷たいシャワーを浴びて、本を読んだ。7時にはジムに行き、下半身を中心のトレーニングをした。トレーニング後のゆで卵と納豆がうまい。
久々に感じているオナ禁による?強烈な「衝動」。また何か生まれるだろうか。それとも何らかの一過性のものなのか。いずれにせよ、どこか冷静な自分を保ちつつ、これが「スーパーサイヤ人状態」の波であるならば、うまく乗りこなして行きたいものである。
やはり…
オナ禁サイコー!!