カワサキモーターサイクルが生み出す大排気量のメガスポーツ。
それがNINJA ZX-14Rとなります。
かつてHAYABUSAやCBR1100XXと言った大排気量のメガスポーツの
人気が沸騰し、スピードの向こう側へ踏み込みたいという
スピードジャンキーが多数いた時代の産物。
ラムエアで得られる最大出力は何と・・・210馬力。
この出力をトルクフルに余裕で生み出してしまうモンスターバイク。
ちなみに300km/hまで約17秒で加速が可能です。
現在のカワサキラインナップの中での最高峰はスペックで言えば
NINJA H2、そして同ジャンル機種であればNINJA H2 SX。
これらの特徴は唯一のスーパーチャージドエンジンを搭載していること。
反面、排気量は1000㏄とし、ダウンサイジングでパワーを生み出しています。
ZX-14R、このモデルはそれを排気量で余裕のカバーをしています。
残念ながら度重なる排ガス規制により今年度で生産終了となりますが
熟成に熟成を重ねたZX-14Rは全領域で上質で素晴らしい走りを体感させてくれます。
私の乗った印象としては下記があります。
・重量はあるが取り回しはそこまで重くない。
むしろその重量があっての接地感、安定感が抜群。
・SSに良くある中低速のトルクの薄さが皆無。図太いトルクで湧き上がるパワー。
どのギアでもトルクフルに走ることが出来、市街地からサーキットまで走りの幅が広い。
そして、どのスピード域からでもアクセルを開ければ爆発的な走りを体感できる。
・とにかく車体の迫力と存在感がある。
特にハイグレードタイプでは純正でオーリンズやブレンボで武装されていて
絶妙なセッティングが施され、メーカー保証対象なので安心感がある。
・バイクらしい走り走りのフィーリングが存在している。
モーター的なエンジンではなく 『エンジンで動いている!』 という楽しさがある。
個人的にも凄く好きなバイクです。
人気のあるNINJA1000の性能をさらに一回り引き上げたような走り。
特に1400㏄という大排気量だからこそ体感出来る迫力あるフィーリングが素敵。
シュイイイイイイン・・・という加速ではなく・・・
ドウウゥウウウウウウウウウウウン!!!
というパワー感が熱いんです。
『これは高そうなバイクだな・・・』
と誰もが分かる高級感も所有欲を満たしてくれますね♪
ライバルであるハヤブサはより吹け上りレーシーに。
14Rは太いトルクでタコメーターよりも先にスピードメーターが進んでいく
そんなパワフルさと機能美に溢れた性能美を持っています。
共にモード切替等も装着されていて実用的です。
HI/LOと独立した4つのヘッドライトと、その左右に存在するポジションライト。
全灯火で6灯となる威圧的なフェイスのZX-14Rが後方より迫ってきたら・・・
思わず道を譲ってしまうでしょう。
そんな暴君が泉バイパス店に満を期して入荷致しました。
素直に言いましょう。
やっぱかっけーわ!!
泉バイパス店 店長 菅野