KEYWORDS 「もっと謙虚に」
大アルカナカードでの「塔」は、人間のエゴの集大成であるバベルの塔として、そして塔が崩壊するような絵が描かれています。このことから、大アルカナカードの中でも1、2位を争うネガティブカードです。
それに比べてルノルマンカードは、塔を権威として捉えています。
それは、その町のシンボル的な建物であったり、組織においては、力のある実力者であり、心としては、自尊心であったり、エゴもあると思います。
ルノルマンカードの絵を見ると、塔は頑丈そうな建物ですよね。周りからみると、攻めづらいというか、威圧されているというか、そんなところからも塔による防御的な作用もあると考えられています。
また、解釈を広げると塔は近寄りがたいということもあり、孤独などの心象を表すこともできますが、これは占者によって解釈はいろいろです。
晩年を占って「塔」が出たら、高みに上っていることから、一般的に幸せな晩年を意味しています。
片思いの人が自分をどう思っているのかで「塔」がでたら、憧れなのか、近寄りがたいのかを他のカードとのコンビ読みか、年齢差などを加味して解釈します。この場合、思い当たるところの敷居を下げてフレンドリーに接してみては!、とアドバイスを送ります。
塔は「権威」であり、人間のエゴの原点です。だから、私は、このカードが出たら「もっと謙虚になりなさい」と諭されている気がしています。


