わたしの想い【法王編】
大アルカナ【法王】│正位置で出た場合の相手の気持ち
深く穏やかな恋愛関係
【法王】が正位置で出た場合
深く穏やかな恋愛関係に進展する暗示です。
相手はあなたのことを信頼しているようです。温かい目であなたを見ており、きちんとした関係を望んでいると考えられます。
パートナーがいる人は、平穏でたがいに尊敬しあえる関係を築けていそう。相手はあなたとともに精神的にも成長したいと思っているようです。もしかしたら、結婚の話が浮上するかもしれませんね
一方、【法王】にはモラルやルールを重んじるという意味があるので、ときとして窮屈さや退屈さを感じることがあるかもしれません。
ですが、真の愛とは、道徳心や倫理に背かないところに存在する愛です。
平穏無事でいられることはじつはとても幸福なこと。
このカードが出たときは、信頼感・協調性を大切にして、穏やかな関係を育んでくださいね
片想いの相手との関係が穏やかに進みそう
片想いの人で【法王】が正位置で出たときは、
穏やかに愛情を育む関係へ進展しそうです。
相手はあなたを信頼し好意を感じているようです。ただ、もしかしたら「きょうだい愛」のような感覚であなたを見ているのかもしれません。
恋愛関係に発展するまで少し時間がかかる可能性がありますが、信頼関係から愛情を育てることでじょじょにふたりの距離は縮まるでしょう
また、このカードが正位置で出たときは、お見合い話や良い縁談が舞い込むことも示唆しています。
高い視点で誠実に対応すれば、将来結婚につながる恋愛になるかもしれませんよ
「穏やかさ・信頼・道徳心」が良好な関係へ導く
【法王】に登場する人物は、慈悲の心に満ちた聖職者。
父親のように広く高い視点から、その教えを伝えようとしているのですね。
精神的なお手本を示す【法王】ですから、このカードが出たときの恋愛は「穏やかさ」や「信頼・道徳心」が強く表れる関係へ発展すると言えるでしょう。
人と人とが交流する恋愛において、「信頼感」はとても大切なことですよね
- 相手と付き合う
- 相手を守る
- 結婚を決意する
こういった願望が湧きあがるのは、たしかな信頼関係があるからではないでしょうか。
【法王】の恋愛は感情のふり幅が小さいかもしれません。
ですがそのぶん、深く・温かく・穏やかな愛に進展してゆくのですね。
相手を思いやりたがいに尊敬しあう気持ちを忘れなければ、今後も温かく安定した関係を続けることができるでしょう
大アルカナ【法王】│逆位置で出た場合の相手の気持ち
利己的で思いやりに欠ける関係
【法王】が逆位置で出た場合
利己的で思いやりに欠ける恋愛関係の暗示です。
相手はあなたに不信感を抱いている可能性があります。もしかしたら、あなたの行動が「周りが見えていない」状況になっていて、相手の目には身勝手な言動として映っているのかも・・
パートナーがいる人も同様に、自分の考えや常識を相手に押しつけていないか、自分の行動を振り返ってみましょう。気がつかないうちに、相手を窮屈な気分にしたり束縛感を与えたりしているかもしれません
このカードが逆位置で出ているときは、関係を進展させることが難しい時期と言えるでしょう。いまは、思いやりの気持ちを取り戻し、信頼回復に努めると良さそうです。
一方的に自分の気持ちを押しつけることを控え、相手の考えや感覚も受け入れるようにしましょう。協調性を意識して相手の理解を深めれば、少しずつバランスが取れて関係改善につながるはずですよ☆
片想いが恋愛関係に発展するのは難しい時期
片想いの人で【法王】が逆位置で出たときは、
恋愛関係に発展させるのは難しい時期です。
相手は少し保守的になっていそう。いまはまだ、あなたを恋愛の対象として見ていないかもしれません。
親や身近な人の賛同が得られにくいため、恋愛にたいして躊躇していることも考えられます。
自分の想いを伝えることに夢中になり、独りよがりになっていませんか?相手の気持ちが恋愛に向いていないときに距離を近づけすぎると、ますます抵抗されてしまうかも・・
まずは少しずつ信頼関係を構築しましょう。
時間がかかるかもしれませんが、見返りを求めず相手を思いやる気持ちを持ち続ければ、信頼関係が築かれあなたに心を開いてくれるかもしれませんよ
なお、【法王】の逆位置には「不道徳」という意味があります。
公にできない関係になるおそれもありますので、注意してくださいね。
信頼関係は恋愛の原点です
【法王】は秩序が保たれている状態を表しています。ルールを守っているかぎり平穏無事でいられる反面、変化のない関係に退屈さや身勝手な気持ちが出てくるかもしれません。
これが【法王】の裏の顔。無慈悲で不道徳な行動が目立つようになってくるのですね。
恋愛関係でいえば、
- 相手を理解しようとしない
- 嘘をついて相手を振り回す
- 相手を(精神的に)束縛する
- 不倫の恋に落ちる
など、信頼を失う行為が出やすくなります
ですが、わたしたち人間は、程度の差はあれ表と裏の2面性があって自然な生きものです。
どちらにより焦点が当てられているか?の違いであり、【法王】の逆位置はそれを知らせてくれているのですね
どうもうまくゆかない・・
なんとなく窮屈・・
そう感じているときにこのカードが出たら、
- 常識に縛られていないか
- 自分が信じるもの以外を排除いていないか
- 極端に過干渉になっていないか
こういったことを見直すと、「裏の一面」が顔を出していることに気がつけるかもしれません☆
どんなに親しい間柄でも、考えかたや価値観はその人固有のもの。「合わない」というだけで自分の意見を押しつければ、良好な関係は築けませんよね。
(自分が反対の立場だったら嫌じゃないですか・・)
恋愛は相手との信頼関係の上に成り立つものですよね。「裏の顔」に気づいたら、思いやりの気持ちを前面に出して相手と接しましょう。
表裏のバランスを取り戻せば、ふたたび平穏な日々を送れることでしょう
大アルカナ各カードの「恋愛運」の解釈はこちら
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