5/6 アマプラ 井上拓真vs.石田匠  | ボクシングな人生さ

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日々ボクシングのことを考え人生を送る普通のおっさんのブログです

井上家のサントリー生ビールのCMが流れ終わった後生ビール

 

 

いよいよ今日の私のメイン。

東京ドームにEuropeの『THE FINAL COUNTDOWN』の

軽快なキーボードの響きが流れ

浪速のプリンスの入場がはじまる。

あのあどけなかった少年が32歳の男になり

いつにも増していい顔をしてる。

今日はデッカい仕事をやってくれるに違いない。

ほぼ父親のような思いでPCの画面を見つめている。

そんな思いでこの試合を見守っている井岡ジムのジム仲間はいっぱいいるだろう。

夢を成し遂げろ匠クン。

WBA世界バンタム級タイトルマッチ

王者 井上 拓真

20戦19勝5KO1敗

vs.

1位 石田 匠

37戦34勝19KO3敗

 

1R

左の差し合い。

匠のワンツー。

まっすぐ伸びている。

 

ラスト1分手前で

匠の左ジャブカウンター炸裂

拓真がダウン。

土下座して自コーナーを見て

親父の指示を聞いている。

そんなにダメージはないか。

残り50秒、試合が再開される

 

匠、狙うな。

いつもの左を出せ。

う~ん固くなったな。

 

10-8 匠

 

2R

拓真の動きが軽快になった。

回転が上がる。

匠は追うが手数が減っている。

半分経過手前で匠の左

しかし拓真がコンビネーションを返してきた。

匠の左、もっと出したい。

ラスト10秒、拓真の左

匠、鼻血。

 

10-9 拓真

う~んダウン奪って固くなった匠と

ダウンを喫しほぐれた拓真

 

3R

拓真の左がいい。

連射してくる。

右アッパーもダブルで。

匠も左を返していく。

拓真の左フック。

拓真が力が抜けていい動き。

匠、左を置きに行くな、打ち抜け。

 

10-9 拓真

 

4R

匠、前に行くが手が出ない。

そこを拓真が突いてくる。

 

匠、左の後の攻撃がない。

 

拓真の右。

左の差し合い。

 

拓真、得意の右アッパー連射。

 

10-9 拓真

 

5R

匠、前に出るが手が出ない。

距離が合ってない。

手数で負ける。

左の差し合い。

匠の左がカウンターになるも拓真が止まらない、

最後に匠の下から上へのワンツー。

手を挙げてアピール。

でもこのラウンド全体的には拓真か。

 

10-9 拓真

コーナーに戻った拓真に親父さんから

「左ジャブを外せ、勝ちてえんだろ集中しろ」と檄が飛ぶ。

カメラがWBC世界バンタム級王者中谷潤人をとらえる。

 

6R

匠が前に出た。

拓真がボディから受けて立つ。

 

拓真の左。

鼻血にまみれた石田が左の

的中率が落ちてる。

 

それでも左を突く匠。

拓真の踏み込んでの右が空を切りゴング。

 

10-9 拓真

 

7R

匠がディフェンスで見せているが

攻撃には繋がっていない。

拓真は当たらなくてもパンチを出し続ける。

体に厚みを感じる拓真、バランスがいい。

ラストに匠の左ジャブ2発が良かったと解説の長谷川穂積氏。

 

10-9 拓真

そんなに悪くなかったと思うがコーナーに戻った拓真に

親父さんからまた厳しい檄が飛ぶ。

 

8R

拓真が足を使う。

左の差し合い。

こっちのほうが匠のジャブが当たりやすいかも。

ガードを上げろ匠。

左を出せ匠。

両者流したようなラウンド。

 

10-9 拓真

 

9R

左の差し合いではじまる。

拓真の軽快な前後の出入り。

強引にロープに詰める匠。

そこで手を出せ。

 

両者疲れてきたか

ハグハグタイムが増えてきた。

匠が押すと倒れた拓真。

もちろんスリップ。

わざと倒れたように見えたけど

不服そうな拓真。

 

10-9 拓真

 

10R

インターバル明けの拓真が回転を上げていく。

匠もそれに答える。

拓真の右アッパーダブル。

 

匠のワンツー。

もう一発右。

形勢逆転なるか。

 

拓真が返してくる。

 

う~ん

 

10-9 拓真

 

11R

勝負をかけるならこのラウンドやな。

なぜかレフェリーがグローブタッチさせスタート。

匠、ワンツーから

拓真が飛び込んでくる。

「腹打て」と一法会長から檄が飛ぶ。

拓真も落ちてきた。

前に突っ立てる、狙わず打てるか匠。

匠が左連射。

拓真が飛び込んでくる。

右ボディ、拓真が一瞬止まる。

激しい打ち合いでゴング

 

10-9 匠

 

12R

観客に答えてコーナーを出た匠。

匠の幼い頃の浪花節を実況アナが唸る。

そんなのはここではいらない。

リング上はやるかやられるかの世界。

家族がどうのなんて関係nothing!

両者止まってきた。

匠が右を打ち込む。

拓真は逃げ切りモード。

ラスト30秒で右が交錯する。

打ち合っているようでホールドで休む拓真。

最後は匠を投げ飛ばし試合終了。

う~んプンプン

 

10-9 拓真

 

私の採点は117-110で拓真

公式採点もこんなもんだろう

118-109×2、116-111

やっぱりな

拓真だビックリマーク

 

う~ん1Rのダウンが全てやったな。

あのダウンが1Rやなかったらまた違う展開になってたんかな。

匠、日本ボクシング史上100人目の世界王者を逃す。

 

井上拓真チャンプ

勝利者インタビュー終了時にインタビューアーに

「拓真です」とツッコんでインタビューアーが「失礼しました」って謝ったけど

インタビューアーはちゃんと「拓真」と言ってたような。

まあそんなこともある。

 

しかしなんやね、大方の予想どおりの結果やけど

我がメインカードが期待したとおりに行かずに終わってしもた

この虚しさよ。

 

がんばろう日本日本

感恩報謝です。