5/6 アマプラ ユーリ阿久井政悟vs.桑原 拓 | ボクシングな人生さ

ボクシングな人生さ

日々ボクシングのことを考え人生を送る普通のおっさんのブログです

ほんの僅かな時間

福岡のりひろ市長候補のビラを持ち実家を覗き帰宅。

夢の10連休も虫の息。

時計の針は17:00に向かってる。

配信を待ってる間に、本日の第一試合の結果が上がる

あれ、TJ・ドヘニーさんの試合は配信してくれんのや。

と配信直前になって認識する。

 

 

そのドヘニーさん、フィリピンから来た8戦7勝2KO1分の戦績を持つ

22歳のブリル・バヨゴスに3R、2度のダウンを奪うと

4Rに3度目のダウンを奪いレフェリーストップを呼び込んでる。

ドヘニーはこれで日本で負けなしの4連勝ビックリマーク

ドヘニーとしたら、ネリがリング下で失態をやらかして

自身が代わりにメインで我らがモンスターとやりたかったやろね。

 

で、17:00、竹内 由恵 アナウンサーがしゃべりはじめ

くりぃむしちゅー上田 晋也 氏に振りアマプラの配信がはじまる。

 

今夜の大注目のメインカード、『井上尚弥vs.ルイス・ネリ』の見どころについて

元3階級制覇王者、長谷川 穂積 氏が

「井上尚弥も人間、ふと気持ちを切った瞬間にネリのパンチが飛んできて倒れることはある。」と語り

神の左、山中 慎介 氏が

「まだネリが近くで戦っているのは見たくない」と最初に語りながらも

「井上尚弥の技術からすれば負けるという予想はまず無い」と語った。

 

そして現場にカメラが戻り

竹内アナが上田 晋也 氏に井上 尚弥 選手の魅力を尋ねると

「ボクサーとして何でも揃ってる。ないものがない。ようはAmazonのような品揃え』と語り、この忖度、誰が台本に書いたんだとも思うが

ものすごく言い当ててもいる。

ちょっとその昔、辻元 清美 先生が鈴木 宗男 先生に投げつけた言葉を思い出してしまったけど

それは流そう。

 

で、竹内アナが最初の配信カードを告げ

仕込み映像が流れる。

「あの日、ボクシングに夢を見た少年はみんなの夢になった」

いいキャッチコピーだ。

 

WBA世界フライ級タイトルマッチ

王者 ユーリ 阿久井政悟(倉敷守安)

22戦19勝11KO2敗1分

vs.

3位 桑原 拓(大橋)

14戦13勝8KO1敗

 

世界戦につきものの国歌君が代は独唱も吹奏もない

レフェリーの名前はテロップされない

なんか『雑い』世界戦のはじまり。

いやはじまらない、なかなか鳴らないゴング

 

1R

唯一の敗戦のリベンジと日本ボクシング史上100人目の世界王者を目指し桑原が仕掛けていく。

桑原の回転がいい。

そして足もよく動いている。

桑原の左に阿久井の右。

12Rまでは行かない予感。

ラスト1分を切り桑原がコンビネーション。

ラスト30秒を切ったところでも桑原のワンツー。

ただ阿久井は桑原のパンチを臆することなく

動く標的を追いまくる。

 

10-9 桑原

実況アナが解説の山中さんにポイントを聞かない。

やっぱ雑い中継。

 

2R

阿久井がいきなり桑原を詰め始める。

ロープに詰まれずにサイドに動かないと危ない。

 

20秒経過で実況アナが山中さんにポイント聞くと

「桑原が取れたかと思う」

 

桑原が手数を繰り出すも

阿久井の右が桑原を捕らえ始めている。

 

10-9 阿久井

 

3R

リング中央で向き合う両雄。

左を差し合うと思い出したように足を使い始めた桑原。

追う阿久井。

 

阿久井が1分20秒経過辺りで

破壊力を感じさせるパンチを打ち込んで行く

 

パンチの重さの違いが見る者に差を感じさせる。

 

10-9 阿久井

 

4R

桑原が左を突いて行く。

そのジャブでは阿久井は止まらない。

左ボディの殴り合い。

 

1分経過で桑原が左フックから回転を上げる。

阿久井は焦ることなく追い強打を振るう。

相打ちは阿久井。

足を使いサイドからの攻撃を試みる桑原。

 

阿久井の左、桑原の頭が跳ね上がる。

ラストは桑原の右。

なかなかの攻防。

 

難しいけど

10-9 桑原

 

5R

リングを広く使う桑原を

のっしのっしと熊のように阿久井が

Hey! Say! JUMPの伊野尾クンを彷彿させる桑原を追う。

 

阿久井のボディがいい。

桑原の回転が止まってきてボディを打てていない。

 

ラストのラスト

ノーガードで挑発した王者阿久井。

飛び込んだ桑原の左が軽くヒット。

 

10-9 阿久井

 

6R

阿久井のコンビネーションが

なにげなくロープを背負ってた桑原を捕らえた。

集中しないとやられる。

阿久井の右。

桑原が左ボディを思い出す。

一発、二発、三発四発

阿久井も左ボディ。

 

阿久井の右。

桑原がラスト20秒でスピードを見せる。

採点は難しい。

 

10-9 阿久井

 

7R

いきなり打撃戦の様相。

これは阿久井の土俵。

桑原は誘っているのか。

肉を切らせて骨を断ちにいってるのか。

破壊力で阿久井。

右も左も倒れてもおかしくないパンチを打ち込んで行く。

ラストも阿久井の右。

 

10-9 阿久井

 

8R

桑原が足を使い、阿久井が追う展開。

阿久井のパンチが当たり。

桑原のコンビネーションは鳴りを潜める。

阿久井の右。

倒れない桑原に拍手。

しかし終わりの時間が近づいている。

 

10-9 阿久井

 

9R

阿久井が行く。

桑原の足が回復している。

不思議だ。

どんどん行く阿久井。

桑原が左。

 

阿久井はボディ連打。

桑原、左右に動き今日初の攻撃を試みるも有効に機能しない。

桑原のパンチが空を切る。

どこまでもターミネーターのように追ってくる阿久井。

ロープを背負う桑原。

仕留めに行く阿久井に

桑原が意を決して高速連打。

 

10-9 阿久井

 

10R

阿久井が出る。

桑原が高速弾で迎撃。

桑原の左ボディ。

 

しかし悲しいかなパンチ力の差がものを言う。

阿久井の左ボディ。

桑原頑張る。

 

阿久井の右。

桑原は窮鼠猫噛みを狙う大きなコンビネーション。

桑原は阿久井のパンチに慣れたな。

 

10-9 桑原

 

11R

見慣れた展開が続く。

阿久井のコンパクトなパンチに

桑原が左右フックを振り回し意地を見せる。

 

ラスト20秒で桑原の高速連打

その波状攻撃が終わったラスト10秒で

阿久井が猛攻に行く。

 

ラストの阿久井の攻撃がなければ桑原に振ってもいいかと思ったが

10-9 阿久井

 

12R

抱き合ってはじまったラストラウンド

リング中央で殴り合いがはじまり

阿久井の強打が決まり桑原は足を思い出す

しかし足を使うだけでは勝てない桑原が再び回転を上げる。

そこに阿久井の左ボディ。

桑原、効いた効いた。クリンチに逃げる。

腹で倒せそう。

しかし無情に時は進み。

両者倒れることなく試合終了。

肩を組み健闘を称え合う両雄。

 

10-9 阿久井

 

私の採点では117-111で阿久井。

公式採点が発表される。

117-111×2、118-110

王者 ユーリ 阿久井政悟 初防衛に成功ビックリマーク

 

がんばろう日本日本

感恩報謝です。