授業準備でやるのは、まず
①本文を読むこと。
②発問を考える。
③解説の組み立てを考える。
④時間配分を考える。
このうち、最も重要なのは②である。
発問というと、生徒に問いかける軽いもののように思えるが、そうではなく、授業内容の中心になるものである。
「問い」とは単なる疑問ではなく、授業を牽引する原動力である。
その発問とは教師の授業原理に基づく一貫したものではなくてはならない。
現代文では、「〇〇とはどういうことか。」
「〇〇なのはなぜか。」を基本に考えればよい。
これは気まぐれの問いではなく、現代文において本質的な問いである。
東大の問題がほぼ「どういうことか。」という問題が占めていることが何よりの証明である。
また、たとえば、憲法第一条「天皇は、日本国の象徴であり日本国民統合の象徴であつて、この地位は、主権の存する日本国民の総意に基く。」とはどういうことか。
これを説明できれば第一条を理解できていると言える。それと同じである。

