数学は世界の真理を表していると思っていた。

 

学生時代は数学に一番関心があり、成績も数学が一番良かった。

 

数学を極めれば真理に近づける気がしていた。

 

しかし、大学生のころ、この考えに疑問が湧いた。

 

たとえば1+1=2 

 

これは世界の真理を表しているのではなく、単なる人間の決め事だと思った。

 

「単体であること」を1という「数字」で表す。

 

これは真理ではなくルールである。

 

「二つの項が等しい」という関係を「=」で表す。

 

つまりこれは一つの言語なのだ。

 

そう気づいた瞬間、数学への偏狭的な熱意は冷めてしまった。

 

数学は、言語の一つである。

 

だから、使っている記号は異なるが、中身は非常に似ている。

国語の教師をしていて良かったと思うことはあまりない。

 

教員の中でも辛い種別に入ると思う。

 

学問の基本は読む、考える、書く、である。

 

これは文系理系は関係ない。

 

とすると、国語はすべての教科であると思っても良い。

 

国語の内容が社会になれば社会だし、理科になれば理科だ。

 

数学は違う?

 

数学も同じだ。

 

これはまた別の記事で書こうと思う。

現代文はどうやって勉強すればいいんですか?

 

生徒に聞かれたことがある先生も多いと思う。

 

私は、授業で扱った問いと答えを何度も解き直しなさい、と言う。

 

現代文の解き方、読み方は、方程式のように複雑なものではない。

 

しかし、正確な読みができるようになるには時間がかかる。

 

我流の読み方が癖になってしまっているからだ。

 

その我流の読みを払拭できるようになるまで、何度も解き直す。

 

重要なのは答えよりも、なぜその答えになるのかというプロセスだ。