どういうことか問題は、言い換えの問題であると教える。
わかりにくい日本語をわかりやすい日本語に訳すのである。
パターンは主に三つである。
①難しい言葉を言い換える
②表現技法を言い換える
③文脈語を言い換える
このどれか、あるいはこれらの組み合わせでほぼすべて説明できる。
ミロのヴィーナスの例の場合。部分的な具象、の具象の意味がわかれば両腕の言い換えだと説明できる。
放棄はヴィーナスの擬人法と関係していると思われるが、無くすこと、の意である。
全体性、は文脈語で、文脈の中で意味を捉える必要がある言葉だ。
後に出てくる全体という言葉と対応しており、それをヒントに普遍という言葉とほぼ同義で使われているとわかる。
このように、古典を訳すように一つ一つ生徒が納得できるように丁寧に説明する。
これはもちろん授業準備の段階にすべきことである。