3月15日、後楽園ホールで渥美ジム所属、美柑英男選手が試合をしました。 | らんぶるライフ

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 3月15日、後楽園ホールにて一力ジムの興行で渥美ジム所属の美柑英男選手が試合を行いました。

 

後楽園ホール!

 

相手の草村龍弥選手と計量後

 

試合前のリング

 

 

バンテージを巻く美柑選手

ちなみにジムは移籍して現在ミツキジムのマネージャーになった桂マネージャーが引き続き美柑選手を見てくれています。

ジムの垣根を超えた師弟関係ってすごいですね、許可してくれたミツキジム会長に感謝です。

 

桂マネージャーのFBから頂いた試合の写真です。

 

試合後の控室

残念ながら美柑選手の判定負けでした。

 

 今回の試合、美柑選手は3年ぶりぐらいの試合でした。

 37歳定年制撤廃によってカンバックができることになったんですが最後の試合より何年以内という規定もあるし年齢もいってるのでできるだけ早く試合を組みたいという事もありアマ経験のあるホープとの試合に挑みました。

 美柑選手は定年前のギリギリの時、最後の試合に挑もうとしていた時にちょっと理不尽な理由で試合が出来なくなりラストマッチが出来なくてモヤモヤした状態でずっと

 「自分は現役です!」

 と言い張って野中悠樹選手のスパーリングパートナーを続けてきました。

 そして今年から定年制撤廃という機会を得てリングに復帰したのです。

 本当にもうギリギリのタイムリミットでしたが運があります。

 相手の草村選手はアマ経験もあり戦績以上に実力があると周りから言われていたんですがやっぱり強かったですね。

 ただ、その若手ホープに2度のダウンを奪われながらも判定まで持ちこたえ頑張りました。

 まぁ普通のジムブログだと自分のジムの選手が負けた試合は反省点をあげると思うんですが今回、渥美ジムスタッフとしてそういう技術的な反省点ではなく思いっきり感情論で書かせてもらうと

 「よく、頑張った!」

 これにつきます。

 39歳という年齢と3年近いブランク、おまけに相手はアマ経験ありの強豪のハードパンチャー、しかもぴちぴちに若い相手。

 今回コーナーは赤コーナーからの出場でしたがこちらは完全なBサイド(A面B面のレコードのA面が主ということからくるアンダードッグ側の言い回し)。

 結果は2度のダウンを奪われての完敗でしたが自分としては本当に良い試合だったと思いました。

 桂マネージャーがメインセコンドで自分はサブでしたが久しぶりのセコンドワークで緊張しすぎてへまばっかりでしたが。

 現在、選手が美柑選手しかいないので全然セコンドワーク慣れることができないんで反省ばかりでした…

 

 一力ジム会長、試合をしてくれた草村選手、ありがとうございました!

 試合会場で色々挨拶したかったんですがなかなかできなかったんで挨拶できなかった関係者の皆さん、失礼しましたすみません。